ちらほら白髪の対策を現役美容師が解説!即席の対応からキレイにぼかすカラーリングまで!

白髪染めコラム
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ちらほら目立つ白髪をキレイに隠すには、「染める」のがおすすめ。
今回の記事では、ちらほら生えてきた白髪をどうしたら良いかお悩みの方に、白髪を目立たせない方法について解説していきます。
白髪染めをするときの注意点やおすすめの白髪染めも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

白髪がちらほら生えたらどうする?

白髪がちらほら生えたとき、どう対処していますか?
気になる部分が数本だけだから染めるのはもったいないと考え、そのまま放置している人も少なくないはず。
また、白髪を見つけたらすぐに抜いてしまう方や、ハサミで雑に切ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まずは、ちらほら気になる白髪が生えてきたらどう対処するのが良いか、解説していきます。

白髪を抜くのはNG

白髪を見つけても、絶対に抜いてはいけません。
無理やり白髪を抜いてしまうことで毛穴周辺の皮膚や毛細血管が傷つき、毛嚢炎や頭皮の炎症を引き起こしてしまいます。
また、白髪を根元から引き抜くことで毛根内部の細胞がダメージを受け、育毛サイクルが崩れて髪の毛が生えてこなくなる可能性も高まり、危険です。
白髪を抜くことにメリットはまったくないので、見つけても抜かないように気を付けましょう。
ちなみに、「白髪を抜くと増える」という噂もありますが、医学的根拠はないとされています。
白髪を抜いてしまうことによるデメリットについては、こちらの記事をご覧ください。

白髪を抜くのはハゲるからダメ?原因と正しい対処法について美容師が解説
数本の白髪であれば、ついつい抜いてしまいがちですが、白髪を抜くことは髪に大きな悪影響を及ぼします。 白髪を抜き続けると、髪質の悪化や毛根の萎縮、薄毛に繋がるなど取り返しの付かない事態になることもあります。 そこで今回は、白髪を抜くことのデメ...

白髪を切るときの注意点

白髪を抜くよりは、切った方が頭皮へのダメージはなく、安全です。
しかし、白髪は普通の黒髪よりも硬い性質があるので、切った後にピンと立ち上がり、余計目立ってしまう可能性があります。
切るのであれば、根元からしっかりカットしましょう。
また、切った後に残った根元の白髪は短くて染まりにくいため、染める予定がある場合は切らずにいた方が良いです。

ちらほら白髪は染めるのがおすすめ

ちらほら白髪は染めるのがおすすめ
抜いてはだめ、切るのも注意が必要。
そんなちらほら白髪は、染めてキレイに隠すのがおすすめです。
続いては、目立つ白髪をうまく隠して目立たなくさせる方法を紹介していきます。

全体染めしなくても白髪は隠せる

前述のように、ちらほら生えてきただけなのにわざわざ髪全体を染めるのは面倒だと感じる方も多いでしょう。
実は、白髪を隠す方法はカラー剤を使って全体を染めるだけではありません。
アイテムを使って白髪を簡単に隠す方法や、白髪そのものを活用して目立たなくさせる方法について紹介します。

白髪隠しで気になる部分をカバーする

応急処置的に白髪を目立たせないようにしたい場合は、白髪隠しがおすすめです。
パウダータイプやマスカラタイプなどさまざまな種類があり、気になる白髪部分に重ねることで白髪カバーができる上に、シャンプーで簡単に落とすことがます。
カラーをする暇がない方や、出先で気になったときのために持ち運びたい方にぴったりです。
ただし、濡れに弱いものがほとんどなので、雨の日の使用は注意しましょう。

「白髪ぼかしハイライト」を入れる

生えてきた白髪を染めず、そのまま利用して目立たなくさせる「白髪ぼかしハイライト」という手法があります。
白髪以外の箇所に細い筋状のハイライトを入れることで、白髪が周りの髪色となじんで目立たなくなるのです。
根元が伸びても白髪が目立ちにくくなったり、ヘアスタイルに立体感が出ておしゃれに仕上がったりするメリットもあります。
ブリーチの使用によって少なからず髪にダメージを与えたり、染めるのに費用と時間がかかったりするデメリットもあるので、染める前にしっかり調べてからチャレンジしましょう。
白髪ぼかしハイライトについての詳しい記事はこちらです。

髪を暗くしたくない場合は?

ちらほら白髪でも、全体染めでキレイに隠したいと考える方はいらっしゃるでしょう。
しかし白髪染めを使って髪を染めた場合、暗い色になってしまうのではないかと悩む方も多いです。
続いては、白髪をしっかりと染めたいものの髪色を暗くしたくない方におすすめの方法を紹介していきます。

明るめのファッションカラーで全体を染める

ファッションカラーを使って全体を明るく染めることで、白髪と周囲の髪色の差が縮まり、白髪が目立ちにくくなります。
ファッションカラーはバリエーションが多いので、白髪染めでは出せない明るさや透明感のあるおしゃれな色味を楽しめるのがメリットです。
色の定着力が白髪染めより弱いため、いつでも自分の好きな色にカラーチェンジできます。
反対に、明るく染めることで、根元が伸びたときに地毛と染めた毛に色差が出やすく、プリンになりやすい点はデメリットと言えるでしょう。

ファッションカラーと白髪染めを混ぜる

白髪染めには出せない明るさを出しつつ白髪も染めたい場合は、ファッションカラーと白髪染めを混ぜて使用する方法もあります。
白髪染めだけを使う場合に比べてしっかりとは染まりませんが、白髪をぼかしつつ明るい髪色に仕上げられるのが魅力です。
ただし、素人が染まり具合を調節するのは難しく、カラー剤を混ぜても思いどおりのイメージに仕上がらない場合がほとんどなので、混ぜたい場合はサロンでやってもらいましょう。

暗めのカラーでしっかり隠したい場合は?

暗めの仕上がりでしっかりと白髪を隠したい場合は、ファッションカラーより白髪染めを使うのがおすすめです。
染めるときは気になる部分だけを染める方法と、全体をしっかり染める方法があります。

白髪だけすくって白髪染めで染める

まず紹介するのは、全体を染めず、気になる白髪部分だけをすくい取って白髪染めで染める方法です。
暗いトーンにする場合は白髪染めでも良いですが、白髪以外にはファッションカラーを使えば、後からカラーチェンジも可能になります。
白髪はしっかりと染めたいものの髪全体には白髪染めを使いたくない方や、カラーをやった経験があまりない方にもおすすめの方法です。
メリットとしては自然な仕上がりになること、地毛の色が生かせること、部分染めなので費用が節約できることが挙げられます。
反対に、デメリットはすくい残しがあると白髪を染め切れないことや、セルフで行うのは難しいことです。

暗めのトーンで全体染め

白髪染めで全体を暗めに染めることで、白髪をしっかり染めつつ全体のカラーバランスを整えられます。
仕上がりが暗い分、白髪部分の根元が伸びると目立ちやすいので定期的に染め直す必要があることと、後から明るい色に染め直したくても色がうまく入らない可能性があることに注意しましょう。

高頻度で白髪染めをするならセルフカラーがおすすめ

高頻度で白髪染めをするならセルフカラーがおすすめ
白髪染めで全体をキレイに染めるのであれば、定期的な染め直しが必要です。
ただし、サロンに通ってハイペースで染めるのは費用がかさむだけでなく、そもそも通う時間を確保できない方が多いはず。
セルフカラーであれば、時間を選ばず、高頻度で染めても価格を大幅に抑えられるメリットもあります。
ここでは、セルフで白髪を染める際の注意点や白髪染めの選び方をチェックしていきましょう。

セルフで白髪染めするときの注意点

セルフ白髪染めの注意点は、以下の2つです。

  • カラー剤によるアレルギーや皮膚炎の可能性
  • キレイな仕上がりにならないことがある

白髪染めには過酸化水素やアルカリ剤、「ジアミン」というアレルギー物質など、皮膚に影響を及ぼす成分が含まれている場合があります。
強いパワーの白髪染めをハイペースで使用すると、アレルギー反応でかゆみや痛みが出たり、皮膚炎を起こして頭皮が荒れたりする可能性が高まるので注意しましょう。
また、セルフでの白髪染めでは染まり具合が分からず、色ムラが出てキレイに染まらない場合もあり、とくに初心者の方は難しく感じる可能性もあります。

おすすめのセルフ白髪染め

前述の注意点を踏まえ、おすすめの白髪染めを紹介していきます。
成分内容をもとに、アレルギーなどの心配の少ないものや、ハイペースで染めても髪と頭皮に影響が少ないもの、不器用な方でもキレイに染めやすいものを厳選しましたのでチェックしましょう。

カラートリートメント

最初におすすめするのは、カラートリートメントです。
トリートメントの中にカラー染料を含めて作られたもので、通常のトリートメントと同じく、シャンプーの後に使用します。
色素が抜けた白髪の表面に染料を緩やかに浸透させながら、トリートメントとしてダメージケアの効果も期待できるのが特徴です。
ハイペースで使用しても髪を傷めなくて済むことや、髪全体に揉み込むように塗布するだけで良いことから、不器用な方でもムラなく染め上げられると言えます。
染まり具合がゆっくりであり、1度の使用では完全に染まり切らないことや、色落ちが早いため毎日継続することが前提の方法です。

おすすめのカラートリートメント「利尻ヘアカラートリートメント」

利尻 ヘアカラートリートメント 画像
利尻昆布をはじめとした植物由来成分で髪をキレイにケアしながら、均一な髪色に染まる効果が人気の商品です。
無添加で髪や頭皮にやさしく、敏感肌の人でも安心して使用できます。

詳しくはこちら

ヘアマニキュア

髪の表面をコーティングするタイプのカラー剤で、白髪への定着力も高く、キレイに発色します。
頭皮に直接触れる必要がないためかぶれや炎症を起こすリスクが低い点や、髪をコーティングすることで艶とハリが与えられる点がメリットです。
色落ちが早いため2週間に1度くらいのハイペースで染める必要があるというデメリットが挙げられますが、アレルギー成分などが入っておらず、刺激が弱いので健康的に使用できるでしょう。

おすすめのヘアマニキュア「花王 ブローネ ヘアマニキュア」

ブローネ 美髪ヘアマニキュア 画像
独自の美髪技術で髪を染めつつ、傷んで空洞化した髪内部を補修し、艶とハリ・コシのあるキレイな状態へと導きます。
クシで塗るタイプなので、初心者の方でも使いやすい点がおすすめポイントです。

詳しくはこちら

ヘナカラー

ヘナという植物を粉末状にした染料で、ローソニアと呼ばれる色素成分が髪内部のケラチンに絡み付くことで、硬く染まりにくい白髪がしっかりと染まります。
高い着色力はもちろん、ローソニアによるトリートメント効果で、使うたびにハリ・コシのある美髪に仕上がっていくのもメリットです。
また、植物100%のものであれば高頻度で染めても髪や頭皮に悪影響を与えません。(植物アレルギーの場合を除きます)
ただし、成分上、後からカラーチェンジが難しいというデメリットがあります。
そのため、頻繁に髪色を変更しない方や、髪の艶やハリ・コシをアップさせたい方にとって相性の良い白髪染めと言えます。

おすすめのヘナカラー「木木と」

ウィンライフ 木木と 画像
カラーバリエーション豊富なヘナカラーである上、独自のハーブ処方によってしっかりと白髪を染められます。
コラーゲンが配合されているため、ヘナカラー使用後に生じる特有のきしみ感を軽減でき、使うたびに指通りが滑らかな髪へと仕上がるのも魅力です。

詳しくはこちら

ヘナカラーのランキング記事もあるので、こちらもチェックしてみてください。

【しっかり染まる】ヘナカラー白髪染めおすすめ10選!選び方や使い方も解説!
天然のカラー剤として日本での使用も増えてきているヘナカラー。その中でも私がオススメするヘナ商品をまとめてみました。

まとめ

ちらほら目立ち始めた白髪の対処法について解説してきました。
部分的に気になる白髪はストレスになりやすく、どうにかしたいと悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
今回おすすめした対処法や白髪染めを使用して、白髪の悩みを解消していきましょう。

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