【グラデーションカラーで白髪染め】白髪を自然に隠しておしゃれに白髪染め

グラデーションカラー 白髪染め 白髪染めコラム
白髪染めコラム

「白髪を染めたいけど明るいカラーを楽しみたい」と思っている人はかなり多いです。
また、白髪を隠すだけではなく、おしゃれで個性的なヘアカラーを楽しみたいという人も増えてきています。
そこで今回は白髪をしっかり染めつつ個性的で幅広いカラーを楽しめるグラデーションカラーについて紹介します。
グラデーションカラーにはおしゃれを楽しむ以外のメリットもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

グラデーションカラーとは?

グラデーションカラーは、ひとつの色がだんだんと他の色に変わっていくカラーリング方法です。
一般的な白髪染めをするだけでもおしゃれですが、さらに個性を出したいという人に人気があります。
グラデーションカラーはファッションカラーで利用するイメージが強いですが、白髪染めで楽しむこともできるので興味のある人はぜひ参考にしてみてください。

髪を明るく仕上げたい人にもおすすめ

根元から毛先までを暗い色から明るい色に染める方法もあれば、根元から同じ色味を使い、毛先だけ濃く入れて派手に見せる方法もあります。
最近では全体を暗く染めずグラデーションカラーを使って白髪と他の毛の明るさを合わせて目立たせない方法が人気です。

グラデーションカラーで白髪をキレイに隠す

一般的なグラデーションカラーでは根元を暗く染め、毛先にいくにつれて明るく染めるので、伸びてきた根元の髪と馴染むためプリンが目立ちにくくなります。
白髪の箇所もグラデーションカラーの明るい部分にぼかされるので目立ちにくいです。

白髪染めとファッションカラーを使い分ける

グラデーションカラーは全体をファッションカラーで明るく染めるのが一般的ですが、暗く染める根元に白髪染めを使用することで、ファッションカラーでは染まりにくい白髪がしっかりと染まり、白髪の悩みも解消できます。

グラデーションカラーの種類

髪全体でキレイなグラデーションを作るためには、基本的にブリーチを使用することがほとんどです。
ブリーチをした後に色を入れると、ブリーチをしないで色を入れるよりも発色が良くなるため、仕上がりがキレイです。
ブリーチを使ったグラデーションカラーの作り方は2種類あります。

毛先だけブリーチする方法

グラデーションカラー 毛先だけブリーチ 画像
一番明るくしたい毛先のみブリーチして、ブリーチしない部分との境目がくっきりしないよう、ぼかしながら染めていきます。
ポイントカラーのようにメリハリのあるヘアスタイルに仕上げることができ、万が一ブリーチによる傷みが気になっても、毛先だけのカットで対応できるのでお手軽です。

髪全体をブリーチする方法

グラデーションカラー 全体ブリーチ 画像
全頭ブリーチから作るグラデーションカラー|ENGOL名古屋栄所属・加藤 美咲のヘアカタログ(20221203011358)|ミニモ

ダブルカラーでグラデーションを作り上げる方法です。
ブリーチをしない状態よりも明るく発色し、透明感がかなり上がります。
全体をブリーチするので、毛先だけブリーチする方法よりもダメージは大きいです。

ブリーチを使わないグラデーションは可能?

グラデーションカラー ブリーチなし 画像
ブリーチなしでもできる?レングス別グラデーションカラー10選【HAIR】

ブリーチを使わずにグラデーションを作る方法もあります。
ブリーチをしたときほど明るくは染まりませんが、元の髪色に馴染むナチュラルなグラデーションができ、ダメージも少ないです。
自然な仕上がりとなるので、試しやすいグラデーションカラーになります。

グラデーションカラーのメリット

前述しましたが、グラデーションカラーにはおしゃれで個性的なカラー以外にもメリットがいくつかあります。
グラデーションカラーのメリットは以下の3点です。

白髪染めでも明るいカラーを楽しめる

白髪染めを髪全体に使うとどうしても暗めに仕上がりがちですが、ブリーチを使用してグラデーションにすることで明るいカラーを楽しむことができます。

根元が伸びても分かりづらい

前述したように、根元を暗く染めれば髪が伸びても元の髪色と馴染むのでプリンが目立ちにくくなります。
そのためリタッチなど白髪染めの頻度を減らすことができ、手間や時間を軽減することができるでしょう。
リタッチのやり方や頻度などは以下の記事をご覧ください。

【セルフでリタッチ】根元の白髪をキレイに染めるコツ!
何度染めても白髪はすぐに伸びてしまいます。 特に髪の根元は、すぐに白髪になってしまい、目立ってしまう厄介なポイントです。 そこで紹介したいのが、リタッチカラーという根元だけを染めるカラーリング手法です。 今回は、リタッチをおすすめする理由...

どんな髪の長さでも挑戦できる

ショートヘアからロングヘアまで、どんな長さの髪でも挑戦できるのがグラデーションカラーのメリットです。
ショートヘアでも全体にブリーチをかけずに毛先だけ明るくすることも可能です。

グラデーションカラーのデメリット

グラデーションカラーのデメリットは以下の4点です。

カラー剤を塗り分ける技術が必要

色に変化をつけるため、複数のカラーを使用したり、放置時間による色の変化を見分けたり、技術と経験が必要になってきます。
また、白髪染めとファッションカラーを塗り分けるケースなどもあり、セルフで仕上げることはかなり難しいでしょう。
キレイに仕上げるためには経験のある美容師に依頼する必要があります。

ブリーチ使用部分は傷みやすい

ブリーチをすると髪が傷んでしまい、髪の水分や栄養分が外に流れやすくなります。
パサつきやキシキシ感が強く、ブラシが通らないほど傷むこともあるので注意が必要です。

施術時間が長い

基本的にはブリーチで髪の色を抜いた後に希望のカラーを入れるので、通常カラーの倍程度の時間がかかります。
髪の状態によって脱色や染色に時間がかかる人もいるので、長くて3時間ほどは施術時間がかかるでしょう。

料金が高い

通常のヘアカラーより使う薬剤の種類が多く、技術も伴うので料金も高い傾向にあります。
美容院によってさまざまですが、1~2万円ほどかかります。
セルフで行う場合も何種類かのカラー剤をそろえる必要があるので金額は高くなります。

グラデーションカラーをするなら美容室がおすすめ

グラデーションカラーは美容室がおすすめ 画像
デメリットでも紹介しましたが、グラデーションカラーの技術は素人には難しく、セルフで行うと失敗のリスクが高いため美容室での施術をおすすめします。

自分でブリーチをすると傷みやすい

美容室では髪の具合を見ながらブリーチをしてもらえますが、セルフではそうはいきません。
ダメージが大きすぎると髪が千切れてしまうこともあるので、確実にキレイなグラデーションを作りたいなら美容室に行くことをおすすめします。

白髪染めでグラデーションカラーができる美容師は限られる

白髪染めとファッションカラーを使い分けてグラデーションが作れる美容師は限られています。
予約する美容室でオーダーが可能か事前に確認しましょう。

グラデーションカラー以外に白髪を明るく染める方法はある?

グラデーションカラーを検討した理由が「明るい髪色を白髪染めでも楽しみたい」という理由であれば、他にも方法があるのでいくつか紹介します。

白髪ぼかしハイライト

白髪以外の髪に細かくハイライトを入れて白髪が馴染むようにぼかした染め方です。
ハイライトの上から明るい色を入れられるので、白髪を隠しつつ明るい髪色が実現できます。
白髪ぼかしについての詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

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明るく染まる白髪染めを使用する

最近では、白髪を染めつつ明るく染まる白髪染めが増えてきています。
明るいカラーが楽しめる白髪染めをいくつか紹介するので参考にしてみてください。

ホーユー シエロ デザイニングカラー

ホーユー デザイニングカラー 画像

ピンク系やアッシュ系など、明るいカラーバリエーションが豊富なシエロ「デザイニングカラー」。
クリームタイプの白髪染めで、黒髪と白髪の染まり具合に差が出にくく、明るくキレイに仕上がります。

詳しくはこちら

ブローネ 泡カラー

ブローネ 泡カラー 画像

カラー展開が豊富で白髪を染めたいけど好きな髪色を楽しみたいという方におすすめの白髪染めです。
泡タイプなので髪にもみこむだけでムラなく染められるのもポイント。
染めた後に傷んだキューティクルを補修するトリートメントもついてくるので、セルフカラー初心者も安心です。

詳しくはこちら

サロンドザプロ ザ・クリームヘアカラー

サロンドプロ ザ クリームヘアカラー 画像

ブラウン系で明るいカラーを作りたい人にはサウンドプロのザ・クリームヘアカラーがおすすめです。
明るさに細かく差をつけており、好きな明るさで染められます。
ホホバオイルなどの保護成分が入っており、髪へのダメージが少ないのもポイントです。

詳しくはこちら

明るい色をしっかり入れるには

しっかり明るい髪に仕上げるポイント 画像
明るい髪色を楽しみたい人には、カラー剤の発色を十分に発揮し、明るくキレイに染まる工夫も併せて紹介しますので参考にしてみてください。

白髪染めをたっぷり塗る

白髪染めを塗布する量をたっぷり使うことで、白髪も黒髪もしっかり染まり、明るくキレイな仕上がりが期待できます。
特に、白髪が密集しやすいこめかみや生え際には、他の部分より多く塗ってよく染まるように心がけましょう。

放置時間を短縮しない

商品の推奨放置時間は必ず守りましょう。
既定の時間より短いと染まりが悪くムラが出来やすいので注意してください。
白髪染めはできる限り時間に余裕があるときにするのがおすすめです。

置き時間に髪を温めると染まりやすい

塗布後の放置時間に髪を温めるとキューティクルが開き、染料の浸透力が高まり染まりやすくなります。
温度だけでなく湿度が高いとさらにキューティクルがゆるむので効果が上がります。
カラー後にラップを巻くのは上記のような理由からです。
髪に熱を当てることで発色や染色効果が促進されることから、加湿機能がついたヘアキャップなどの商品も販売されています。
髪全体を均一に温めることができ、色ムラも防止できるのでおすすめです。

まとめ

「白髪染めでは暗いカラーにしか染まらない」ということはありません。
グラデーションカラーや白髪ぼかしハイライトなどさまざまな方法があるので、白髪染めをうまく使っておしゃれを楽しみましょう。

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