老いと若さのはざまに立たされた、40代。
その証拠に、白髪が増え始めてはいませんか?
女性としていつまでも若くいたいと考えるのは、当然の感覚です。
髪がきれいな40代女性は、大人らしい印象を与えられ、同時に実年齢よりも若く見られやすくなります。
本記事では、本記事では40代女性におすすめの白髪染めを中心に、白髪染めについての情報を紹介しています。
順位 | 商品名 | おすすめ度 |
---|---|---|
ウィンライフ 木木と | ★★★★★ | |
サイオス ヘアカラークリーム | ★★★★ | |
クレオディーテ クリアリーカラー | ★★★★ | |
ジャパンヘナ コーヒーブラウンヘナ | ★★★★ | |
ブローネ 泡カラー | ★★★ | |
b.ris エアリーカラーリングフォーム | ★★★ | |
テンスター ファインヘナ | ★★★ | |
シエロ デザイニングカラー | ★★★ | |
ロレアルパリ エクセランスRクリームタイプ | ★★★ | |
ロイヤルティバティ ヘナ物語 | ★★★ |
白髪染めの選び方
「白髪染め」と一口に言っても、その種類はさまざまです。
ここでは、薬剤のタイプ、色、白髪の量という3つの観点から白髪染めを選ぶ方法について解説します。
ご自身の状態と好みを念頭に置いてご覧になり、最適な白髪染めを選ぶ手段を身に付けましょう。
薬剤のタイプで選ぶ
白髪染めのタイプは、主に泡、乳液、クリームの3つに分かれます。
それぞれにメリット、デメリットがあり、人によって適するものは異なるのです。
泡タイプ
泡タイプの白髪染めは、セルフカラー初心者にも適しているでしょう。
シャンプー感覚で髪になじませられる上、ムラになりにくいのがメリットです。
しかし、泡を作る界面活性剤が多く配合されているため、髪へのダメージが気になる点と言えます。
乳液タイプ
髪のケアを重視するのであれば、乳液タイプがおすすめです。
乳液タイプの白髪染めは油分が豊富であるためしっとりと仕上がり、髪へのダメージを感じにくいのが魅力でしょう。
ただし、塗布量の調節には注意が必要です。
通常、乳液タイプはハケやクシ型ノズルで塗りますが、塗布量が少ないと染めムラが出たり白髪が染まらなかったりします。
クリームタイプ
クリームタイプの白髪染めは髪に密着しやすいため、部分染めが必要な方に適しています。
とくに生え際や分け目は狙った場所にしっかりと塗れるため、細かい部分の染め直しには最適です。
ただし、髪全体への塗布はやや難しく、後頭部や頭頂部に関しては塗りにくさを感じる場合もあります。
色で選ぶ
色で選ぶ場合は、白髪が目立ちにくくなる色を選ぶと良いでしょう。
例えば、暗めのアッシュグレーやブラウン系の色など、ナチュラルな色が適しています。
なぜなら、これらの色は黒髪と白髪の色に差が出にくいためです。
また、カラーリングとしてはハイライトやメッシュ、グラデーションカラーが合うでしょう。
ぼかすことで、白髪が目立ちにくくなります。
白髪の量で選ぶ
白髪を染める際、同じ染料を使用しても、白髪の量によって仕上がりに差が出る可能性があります。
ここでは黒髪が多い場合と白髪が多い場合に分けて白髪染め選びをご説明しますので、ご自身の白髪の量と照らし合わせてご覧ください。
黒髪の方が多い場合
黒髪の方が多い場合、白髪と黒髪の染まり具合に差が出やすくなります。
染めても白髪が光って見えてしまう場合があるため、かえって目立ってしまう可能性が高いでしょう。
この場合は、白髪が少ない人向けの製品を選ぶことがおすすめです。
例えば、カラー剤「シエロ デザイニングカラー」やカラートリートメント「利尻ヘアカラートリートメント」などが、白髪が少ない人向けの製品として挙げられます。
このような製品を利用することにより、髪全体が自然で美しい仕上がりになり、白髪が気になりにくくなるでしょう。
白髪の方が多い場合
白髪は染料の色を強く吸収するため、白髪の方が多い場合は選んだ色が予想以上に鮮やかに反映される可能性があります。
つまり、白髪が多い方は、色があまり明るくないものを選ぶと良いと言えるでしょう。
具体例として、上品でナチュラルな雰囲気を目指す場合は、アッシュとブラウンをミックスしたカラーが最適です。
この組み合わせは髪に優しい色合いとなり、自然な仕上がりをもたらすでしょう。
40代に人気のあるヘアカラーの色
年代ごとに人気のある髪色や印象が良く見える髪色は変化します。
ここでは、40代女性に人気のあるヘアカラーの色を3つご紹介することに加え、おしゃれな40代女性におすすめのスタイルもお伝えします。
大人らしさを演出できるカラーがそろっていますので、ぜひご自身の仕上がりをイメージしながらご覧ください。
40代に人気のあるヘアカラーの色 ①「アッシュベージュ」
アッシュベージュは、市販の白髪染めでも紛れた白髪を十分に染色でき、白髪染めとして最適です。
白髪が少ない方は、ブリーチをかけて明るめのアッシュベージュにすることが良い選択となります。
白髪を目立たなくし、きちんと隠すには、暗めのアッシュベージュがおすすめです。
アッシュベージュに染めることによって、大人らしい、ナチュラルで洗練された雰囲気を手に入れられるでしょう。
40代に人気のあるヘアカラーの色 ②「アッシュグレー」
アッシュグレーは、とくに暗めのトーンが白髪染めとして適しています。
暗めのアッシュグレーは、くすんだ色味によって軽やかな印象や大人の柔らかい雰囲気を引き立てます。
シックで洗練されたイメージを好む40代女性には、おすすめのカラーです。
髪全体を均一に染めることで、自然な印象を保ちながら白髪もうまくカモフラージュできます。
ただし、明るめのアッシュグレーは白髪が目立つ可能性があるので、注意が必要です。
40代に人気のあるヘアカラーの色 ③「ダークブラウン」
ダークブラウンは少し赤みがあり、色の深みによって上品さを保ちつつ、フェミニンな雰囲気も演出できるので、大人の女性にはうってつけの色です。
ダークブラウンは黒に近い色ですが、黒髪よりも透明感が出る上に多くの洋服とも相性が良く、スタイリングの幅が広がります。
また、色落ちしにくいことが大きな特長です。
おしゃれ40代にはヘアカラーにハイライトを入れることもおすすめ
ハイライトとは、髪全てを染めるのではなく、明るめの色をポイントで加えて髪に立体感を与える手法です。
白髪を巧みにカモフラージュしながら、立体感によって一段とおしゃれに見せる効果があります。
とくに、顔周りに白髪が多い人は、顔周りを中心に細いハイライトを入れるとなじみが良くなります。
根元の白髪が気になる方は、ダークブラウン系の色でしっかり染めた上でハイライトを全体的に加えましょう。
ハイライトについての詳細な情報は、以下をご参照ください。
40代の髪をきれいに見せる3つのポイント
髪が美しいか否かによって、印象は大きく変化します。
とくに40代であれば、年齢相応に見られるか、若く見られるかが変わる、重要なパーツと言えるでしょうり
ここでは、40代の髪を美しく見せるための3つのポイントを紹介します。
ぜひ実践してみてください。
ツヤ感を大切にする
ツヤ感は、髪を魅力的に見せるカギです。
髪が傷んだり色落ちしたりすると美しさが損なわれますので、日々のケアを怠らないようにしましょう。
また、髪を染める際は、ツヤが出やすい色を選ぶことも大切です。
暖色系のカラーを入れると、ツヤが出やすくなります。
アッシュであっても色を暗くしたりブラウンを混ぜたりすることによってツヤ感を表現できます。
生活スタイルに合った髪色にする
生活スタイルに合った髪色を選べば、良い印象を持たれやすくなります。
オフィスで働く方は、蛍光灯がクールさを引き立ててくれるため、アッシュ系の色を選んでみましょう。
知的な雰囲気を演出できます。
一方、保育園や学校のような子どもや保護者などとの集まりが多い方は、暖色系の色がおすすめです。
暖色は相手に安心感を与え、柔らかい印象を持たせます。
パーソナルカラーに合わせる
40代の魅力を引き立てるには、パーソナルカラーに合った髪色を選ぶことが鉄則です。
パーソナルカラーとは、肌や瞳、髪の色と調和するその人に合った色のことです。
まず、肌の色をチェックしましょう。
一般的な色白の場合、ブラウンやソフトブラウン、青白みのある肌の方は、クールな茶色やアッシュ系、黄色みのある肌の方には、ダークブラウンやゴールデンベージュがマッチします。
次に、瞳の色は、黒っぽい瞳の方は暗めの茶色、グレーがかった瞳の方はココアブラウン、黄色味がある瞳の方は黄色味の茶色、明るい瞳の方はライトブラウンが相性抜群です。
肌と瞳の色を考慮し、髪色を選ぶことで、40代の女性らしい洗練された魅力を最大限に引き出すことが可能になります。
パーソナルカラーについて詳しく知りたい方は、以下をご覧ください。
セルフでうまく白髪染めする方法
白髪染めはセルフでも十分に可能ですが、手順やポイントについて知っておくことで、満足いく出来になる可能性が高まります。
ここでは、セルフでうまく白髪染めする方法について紹介しますので、これを参考に自らの手で美しい髪を手に入れましょう。
①ブロッキングする
ブロッキングは、染色のムラを防ぐために重要です。
基本的には、前髪、左右の耳前の髪、後頭部上部、後頭部下部の4カ所でブロッキングすると染めやすくなります。
髪量が多い人は、後頭部を上中下の3つの部分に分けるのが良いでしょう。
ブロッキングの際は、ヘアクリップを利用すると楽に留められます。
②生え際近くにクリーム等を塗布する
肌に染料が付着することを防ぐため、生え際にはワセリンやホホバオイルを塗りましょう。
具体的には、もみあげや襟足、顔周りや両耳前の生え際に沿って塗ってください。
この過程を飛ばしてしまうと、染料が肌に付いた際に落としにくくなってしまいます。
きちんと事前に肌を保護することで、肌に付いた染料を簡単に落とせるのです。
③白髪が目立つ部分から塗り始める
染料は、白髪が最も気になる部分や最も目に付く部分から塗り始めると良いでしょう。
放置時間が短いとしっかりと染まり切らない可能性がありますが、気になる部分に最初に塗れば、他の部分に比べて放置時間が長くなるため十分に染まりやすくなります。
染め始める前に、ご自身の白髪の状況を確認してから塗り始めましょう。
④全体に塗る
全体の染め上がりを均一にするには、順番が大切です。
最も気になる部分に塗った後は、頭頂部、次にサイド、最後に襟足と塗り進めましょう。
毛先を染める際は、手の上に毛先を乗せて薬剤を乗せると液ダレが少なくなります。
また、全体に塗った後、白髪が気になる部分に薬剤を重ね塗りしてください。
後は放置をすれば、しっかりと白髪をカバーできるでしょう。
⑤シャンプーとトリートメントをする
染めた後のケアは、髪の美しさを保つために重要です。
まず、お湯で薬剤を流します。
続いて、一度軽くシャンプーして洗い流した後、再度しっかりとシャンプーをしましょう。
ポイントは、染めた後の髪は乾燥しやすく、デリケートになっているため、シャンプー後にトリートメントを使って十分に保湿することです。
これにより髪の潤いを保てるためツヤが出ます。
さらに、染めてから1週間後は、洗浄力が比較的マイルドなアミノ酸系やベタイン系のシャンプーを使用し、毎日トリートメントをしましょう。
白髪染め後のシャンプーについて、以下の記事が詳しいですので、ぜひご覧ください。
40代女性におすすめの白髪染め10選
ここでは、数ある白髪染めの中から40代女性におすすめできる厳選した白髪染めを10種類ご紹介します。
それぞれ特徴が異なりますので、ご自身の理想や髪の状態と照らし合わせながらご覧ください。
ウィンライフ 木木と
「木木と」は、敏感な頭皮の方に最適な優しい白髪染めです。
化学成分の「ジアミン」を含まないため、アレルギー反応のリスクを抑えられます。
また、化粧品レベルの品質基準が採用され、特許成分「W3」配合で頭皮環境の保護や改善が期待できるのです。
それに加え、ローソニア成分が配合されていることから、髪のキューティクル補修やダメージ改善にも効果があると言えます。
さらに、コラーゲンをたっぷりと含むので、髪がしっとり柔らかくなるでしょう。
染料では珍しいダメージレスであるだけでなく、頭皮にとってプラスの効果があるため、非常におすすめです。
実際の使用体験を確認したい方は、以下をご参照ください。
サイオス ヘアカラークリーム
白髪だけでなく、黒髪や茶髪も染められる逸品です。
中でも、「アッシュベージュ」が白髪を染める目的に最適と言えるでしょう。
白髪が際立たないように工夫されており、ベースの髪色にしっかりとなじみます。
また、この染め剤はやや明るめのアッシュベージュで、大人の女性にぴったり。
魅力的な髪色を手に入れたい方には、適した選択肢です。
自宅でのセルフ染めにも使いやすく、美しい髪色を手軽に楽しめるでしょう。
クレオディーテ クリアリーカラー
トレンドを押さえた髪色が手に入る、市販品の白髪染めです。
どの色を選択しても白髪を染められますが、おすすめの「シアーベージュ」は白髪をきれいに隠し、黒髪や茶髪を明るいアッシュベージュに染め上げます。
「浸透ディープカラー処方」によって、黒髪は明るく、白髪は鮮やかに、バランス良く染まるでしょう。
また、4種類のトリートメント成分が配合されているため、ツヤ感あふれる潤いのある髪になります。
さらに、ヘアカラー前後に使用できるトリートメントもセットになっているので、手軽にケアが可能です。
ジャパンヘナ コーヒーブラウンヘナ
白髪が40%以上で、暗めの仕上がりを求める方にうってつけの天然ヘナです。
この染料を重ねて使っても不自然に真っ黒にならず、絶妙な色合いがキープされます。
また、1回の使用で頭皮ケア、髪ケア、色ケアの3つの効果を享受できます。
頭皮にはビタミンとポリフェノールが豊富に補給されるので、健康な頭皮が手に入るでしょう。
髪にはハリとコシが出て、ツヤが増し、白髪は自然にぼかされ、色ムラもなくなります。
ブローネ泡カラー
こちらは、簡単に根元からしっかり染め上げられる優れものです。
泡だから、もみこみやすく、髪全体にまんべんなく行き渡り、ムラなく美しい仕上がりになるでしょう。
さらに、うるおい成分のローヤルゼリーエキスと、毛髪保護成分である海藻エキス、軟質ラノリン脂肪酸が配合されているため、染めた後の髪はなめらかでしっとり感があります。
一押しは「ナチュラリーアッシュ」ですが、全22色のバリエーションがあるので自分好みの色を選べるでしょう。
b.ris エアリーカラーリングフォーム
髪へのダメージを抑えつつ、白髪を手軽に染められるアイテムです。
空気と反応して染めるため、ダメージが少ないのが特徴です。
また、海洋由来成分が豊富に含まれており、これが潤いを与えて髪の質感を整えます。
さらに、特殊製法のコラーゲンが髪をふんわりとした仕上がりにします。
この製品には脱色剤やシリコン、タール系色素、パラベン、紫外線吸収剤などの有害成分が含まれていないので、安心して使用できるでしょう。
テンスター ファインヘナ
こちらは、自然派志向の方にピッタリの白髪染めです。
4つの色から選択できますが、とくに白髪染めに適している色は「ダークブラウン」でしょう。
植物原料100%であり、ヘナパウダーとハーブの組み合わせにより、美しい色合いを白髪に与えます。
ダメージケアも同時にできるので、髪が艶やかでハリが出るのが特徴です。
さらに、この製品は頭皮ケア効果も備えています。
ペースト状のヘナが泥パックのような役割を果たし、毛穴の汚れをきれいに取り除きながら頭皮環境を整えてくれるでしょう。
シエロ デザイニングカラー
白髪が少ない方に理想的な染毛料です。
美しい仕上がりと共に、髪の健康もサポートします。
この製品には、色持ち成分(タウリン、テアニン)と3種の天然由来ツヤオイル(シアバター、ホホバオイル、オリーブオイル)が配合されているため、髪がしっとりとして艶やかになるでしょう。
また、染めた直後の髪を大切にするため、「シャンプー&トリートメント」もセットで付いています。
白髪染めに最適であるのは「スモーキーアッシュ」ですが、全14色展開されており、ご自身にピッタリのカラーを簡単に見つけられるでしょう。
ロレアルパリ エクセランスRクリームタイプ
品質と人気で選ばれる優れた白髪染めです。
アットコスメのクチコミランキングで1位に輝き、雑誌LDKでもA評価を受けています。
白髪への染まり具合は抜群で、染める際の匂いも少なく、色味が8週間持続する点が特徴です。
さらに、この染め薬は付属のアフターカラーシャンプーとアフターカラートリートメントがセットになっており、染めた後の髪をいたわれます。
ロイヤルティバティ ヘナ物語
自然由来成分のみで作られた高品質な白髪染めです。
Aランクのヘナや厳選されたインド藍、数種類のハーブが使用されており、化粧品としても認定されています。
この製品は国内の工場で一貫して製造されており、安心できるでしょう。
白髪染めとしてスタンダードな「ダークブラウン」だけでなく、世界初のブレンド技術によって、さまざまなカラーバリエーションが楽しめます。
まとめ
40代女性が魅力的な髪色を手に入れるためには、適切な白髪染めの選択が不可欠です。
薬剤のタイプや色、そして白髪の量に応じて選びましょう。
この記事で紹介した白髪染めは、40代女性にとって最適な選択肢となるはずです。
ご自身にぴったりの白髪染めを見つけ、美しさを最大限に引き出しましょう。