【もみあげ白髪は治る?】原因をもとに対策と正しい予防法を美容師が解説

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もみあげの白髪は他の箇所の白髪と違い、顔まわりなので特に目立ちます。
そのため、実年齢以上に老けた印象や疲れた印象に見られてしまうことも。
この記事では美容師の観点から、もみあげ白髪の原因と対策について解説しています。
正しい予防方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

もみあげに白髪が生える原因は

もみあげに白髪が生える原因は

そもそも顔まわりというのは白髪が生えやすい部分だと言われています。
それでは、なぜもみあげに白髪が生えやすいのでしょうか。
原因についていくつか紹介していきますので、ご自身に当てはまるポイントがないか確認してみてください。

マスク生活による表情筋の衰え

頭皮が固くなると血行が悪くなるといいますが、もみあげにおいての頭皮というのは表情筋に関連しています。
近年では新型コロナウイルスによって、マスク生活をするようになったこともあり、表情筋が固くなりやすくなっているのです。
パソコンやスマホを長時間使用するのが当たり前になっている昨今では、目の疲れも関係しており、表情筋はどうしても固くなってしまいます。

ストレス

ストレスは体全体に悪影響を及ぼすというのは知っての通りですが、白髪も例外ではありません。
もみあげが白髪になるメカニズムは、メラノサイトの働きが低下をして、メラニン色素が分泌されにくくなることにあります。
肌荒れにも通ずる話ですが、顔周りはストレスによる悪影響をもっとも受けやすい部分です。
ストレスを感じてしまうとバリア機能が低下して様々なトラブルを招いてしまうので、溜め込まないように自分なりのリラックス方法やリフレッシュ方法を確立しましょう。

食生活・生活習慣の乱れ

下記が常習化している方は白髪の大きな原因につながるので、注意しましょう。

  • 寝る前の飲酒
  • タバコを吸う
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • バランスの悪い食事

特に運動不足や睡眠不足は近年、よく問題視されている項目です。
これらを気をつけることで、白髪予防にもつながります。

紫外線

日焼け止めの塗り忘れが多いもみあげは、紫外線による影響を受けやすい箇所だと言われています。
そのため「もみあげだけに白髪が生えた」という方は、紫外線対策がもみあげまで行き届いていない可能性があるのです。
紫外線を受けた場合、メラニン色素が破壊されてしまいます。
見落としがちなポイントですので、注意しましょう。

ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンと白髪の関係は切っても切れない関係です。
年齢を重ねることで女性ホルモンの分泌量が低下しきます。
これが年齢とともに髪の毛が白くなる理由と言われているのです。
また女性ホルモンの減少だけでなく、ホルモンバランスが乱れることも、健やかな髪を保てなくなる原因と言われています。
女性ホルモンが乱れると、体調面や精神面に影響がでるためストレスに繋がり、結果的に白髪が増えてしまうのです。

目立っているだけの可能性も

頭髪と比べてもみあげは、自分でもよく見える顔まわりに生えています。
そのため「もみあげだけに白髪が生えてしまった」と驚かれている方も、実は全体的に白髪が増えている可能性があるのです。
顔まわりの白髪は生えやすいので、もみあげに白髪が生えてきた場合は本格的に白髪対策を考える時期に入ってきたと考えたほうがいいでしょう。

もみあげに生えた白髪は治るのか?

これまでに書いたさまざまな白髪になる原因を回避し、適切なケアをすることによって、白髪を黒髪に回復させることや美しさを維持することは可能です。
白髪が生えてきてしまったことは受け入れ、どうやって白髪の対策をしていけば良いのかに目を向けることが重要だと私は思います。
ここからは生えてきた白髪をどうやって対策をしていくかに焦点を当てて行くので、参考にしていただけたら幸いです。

白髪がもみあげに生えた時のNG行動とは

白髪がもみあげに生えた時のNG行動とは

もみあげに白髪が生えているのを発見しても慌てずに対処しましょう。
間違った対処は白髪の対策にならないだけでなく、大きなデメリットをもたらします。

白髪を抜く

白髪を見つけた人が咄嗟にやってしまいがちなのが、「白髪を抜く」ことです。
しかし白髪を抜くことによって毛根や頭皮に負担がかかり、結果的に毛量の減少に繋がる可能性があります。
そもそも白髪を抜いたからといって、黒髪がそこから生えてくる訳ではありません。
白髪が出てきたら、染めるか根元からハサミで切るのをおすすめします。
詳しくは以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。

白髪を抜くのはハゲるからダメ?原因と正しい対処法について美容師が解説
数本の白髪であれば、ついつい抜いてしまいがちですが、白髪を抜くことは髪に大きな悪影響を及ぼします。 白髪を抜き続けると、髪質の悪化や毛根の萎縮、薄毛に繋がるなど取り返しの付かない事態になることもあります。 そこで今回は、白髪を抜くことのデメ...

お風呂上がりのケアを怠る

お風呂上がりのケアは面倒で、適当にしてしまう人も多くいます。
しかし、お風呂上がりのケアを怠った場合、頭皮のトラブルに繋がることになるので、白髪の予防や対策のためにも下記の2つは意識するようにしましょう。

  • しっかりとタオルドライをする。
  • ドライヤーを近づけすぎない。

タオルドライで水分をしっかり拭き取り、ドライヤーの温度は140度以下を目安にしてください。
その際、頭皮に近づけすぎないように心がけましょう。
タオルドライをしっかり行うことで、ドライヤーの使用温度や使用時間を軽減することができるので、結果的にダメージを抑えることにつながります。

白髪がもみあげに生えた時の対処法をご紹介

白髪がもみあげに生えた時の対処法をご紹介

次はもみあげに生えてきた白髪の正しい対処について解説していきます。
方法はいくつかあるので、参考にしてみてください。

白髪染めで染める

白髪が生えてきたなら、白髪染めをするのは真っ先に浮かぶ対処法だと思います。
しかし、ここで問題になるのが化学染料です。
もみあげは顔の側面部に生えていてます。
顔は頭皮よりも皮膚が薄いため化学染料のダメージを受けやすいのです。
そのため、もみあげの白髪染めにはあまり強い成分のものはおすすめしません。

肌に優しい白髪染め

そこでおすすめしたいのが、人体リスクの高い成分が含まれていないヘナタイプの白髪染めです。
ヘナは自然由来の成分で、アレルギー体質の人でも安心して使用できます。
皮膚へのダメージも少なく、髪や頭皮のケアまでしてくれる優れもの。
これから先、白髪に対処をしていく中で頭皮のダメージは白髪の原因にもなります。
ただ白髪染めをするだけではなく、髪の健康を保ちながら美しく染めることが重要です。
おすすめの白髪染めをランキングにしているので、ぜひご覧ください。

【しっかり染まる】ヘナカラー白髪染めおすすめ10選!選び方や使い方も解説!
天然のカラー剤として日本での使用も増えてきているヘナカラー。その中でも私がオススメするヘナ商品をまとめてみました。

インナーカラー(イヤリングカラー)でおしゃれに染める

インナーカラー(イヤリングカラー)でおしゃれに染める
イヤリングカラー/インナーカラーベージュ くびれミディアム:L173231381

髪全体を白髪染めするのではなく、もみあげ白髪だけをおしゃれに染めるという選択肢もおすすめです。
インナーカラーという、髪の内側に外側とは異なる色を入れるカラーリングがあります。
中でも、イヤリングカラーという耳周りだけに違う色を入れる方法があるのです。
明るい色で染めることによって白髪がまぎれて目立ちにくくなるので、おしゃれに染めたい方におすすめの方法と言えるでしょう。

マスカラやファンデーションで白髪隠し

白髪を一時的に隠しておきたい場合は、白髪を隠すことができるマスカラやファンデーションがおすすめです。
普段は白髪が気にならないけど、ちょっとした来客やおでかけの際、一時的に白髪を隠したいという方向けの対処法です。
お手軽にさっと使えて、シャンプーで簡単に落とすことができるのは魅力の一つです。

もみあげの白髪が目立たない髪型に変える

白髪対策に追われてストレスを抱えてしまうよりも、髪型を変えて白髪が目立たないようにした方が良い場合があります。
もみあげや髪の内側に白髪が目立つ人は、以下のことに気をつけて下さい。

  • 髪を耳にかけない
  • 髪をかき上げない、おでこを出さない。

これらを踏まえて、男性と女性別におすすめの髪型を見ていきましょう。

女性におすすめの髪型:ショートボブ

女性におすすめの髪型:ショートボブ
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ロングヘアーにしてしまうとお手入れが大変だし、もし白髪が目立つようになってもお手入れは短ければ比較的簡単で済みます。
前述した気をつけるべきポイントを満たし、トレンドも取り入れているので、白髪で悩んでいる方におすすめな髪型だと言えるでしょう。

男性におすすめの髪型:ツーブロック

男性におすすめの髪型:ツーブロック
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男性にはツーブロックがおすすめです。
短く髪を切ることで、もみあげの白髪が目立ちにくい髪型になります。
髪が短ければ清潔感も出ますし、カジュアルな装いだけでなく、スーツ姿にもツーブロックは似合う髪型なので幅広いシーンに向いているでしょう。

もみあげ白髪の上手な染め方

もみあげ白髪の上手な染め方

もみあげは白髪染めが塗りにくく、ムラになりやすいので注意が必要です。
続いてはセルフでもみあげの白髪を上手に染めるための方法を解説します。
先ほどおすすめしたヘナカラーを例にして見ていきましょう。

もみあげを清潔にする

まず、第一にもみあげをキレイにするところから始めます。
ホコリやスタイリング剤がついたままではキレイに染めることができません。
お湯で髪を一度洗い、清潔な状態にしましょう。

塗るよりも置く、包むようなイメージで

準備ができたら早速白髪染めを塗っていきますが、この時に「塗る」というよりも「置く」というイメージで塗布をしていきましょう。
もみあげの白髪染めを失敗する理由の一つに、塗れていないことが挙げられます。
出し惜しみせず、頭髪を包み込むように塗布していきましょう。

ペーパー・ラップで押さえる

たっぷりとヘナを塗った後、髪が浮き上がるのを押さえます。
この時に必ず染まりにくいもみあげは特に意識しましょう。
白髪染めに重要な保温と保湿も兼ねています。
加温機能付きのヘアキャップなども販売されているので検討してみてください。

目安時間より長めに放置する

製品のパッケージにかかれている時間よりも、気持ち長い時間放置することで、染まりにくいもみあげも染まりやすくなります。
そういった観点からも強い成分の白髪染めでなく、自然由来の髪や頭皮にやさしい白髪染めがおすすめなのです。
一度でキレイに染まるヘナをお探しであれば、木木とという製品がおすすめです。
詳しくは以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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白髪がもみあげに生えないための予防方法

白髪がもみあげに生えないための予防方法

最後に白髪の予防方法について紹介します。
もちろんすでに生えている髪には、前述した対処が必要ですが、これから生えてくる白髪に向けた対策は今日からできるので、ぜひ参考にしてみてください。

しっかり休む

白髪は血行不良が原因の一つだとお伝えしましたが、日常的に行える対策はお風呂にゆっくりと浸かることです。
毎日を多忙に追われて、シャワーだけで済ましてしまう人は多いかも知れません。
お風呂にゆっくりと浸かることで血行が促進されるだけではなく、副交感神経が刺激されてリラックス効果も見込めます。
可能ならば睡眠時間の確保もしてもらいたいのですが、時間に追われる現代人にとって睡眠時間の確保は難しいと思います。
ですので、一日の終りにお風呂に浸かることを意識的に組み込んでみるのはいかがでしょうか。

生活習慣の改善

生活習慣の中でも特に乱れがちなのが食生活です。
そのため、白髪予防に貢献できる栄養が接種できる以下の食材を意識してみてください。

タンパク質 動物性の肉、魚。卵、大豆
ビタミンB12 魚介類、肉類、卵類、乳類
ビタミンC 赤パプリカ、キウイフルーツ、じゃがいも、レモン
ビタミンE アボカド、ナッツ、ひまわり油

食材から接種するのが難しい場合は、ビタミン系のサプリも最近はドラッグストアにも売っています。
栄養は白髪だけではなく、体の健康にも寄与しますのでぜひ参考にしてみてください。

マッサージを行って白髪予防

頭皮マッサージやこめかみのマッサージというのは非常に有効です。
マスクを普段遣いしてたり、目の酷使をしている人はどうしても表情筋が固まってしまいます。
そういった時に顔のマッサージで血行を促し、栄養を隅々にまで運んであげることによって白髪の予防に繋げましょう。
寝る時にホットアイマスクをしてみるのも、顔まわりの血行促進と睡眠の質にも良い影響を与えますので、取り入れてみるのも良いと思います。

まとめ

もみあげに白髪ができた場合はどうしたら良いのかを解説をさせていただきました。
顔まわりに生えた白髪は目立ちやすいので、できる限り早めに対処をしたいところです。
白髪の対策と予防をしっかりと行っていくことによって、若々しく健康な髪で居続けることができます。
私が紹介をした白髪対策、予防などのどれか一つでも皆様のお力になれたらと思います。

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