【白髪が目立たないのは何色?】美容師が年代別におすすめのカラーや染め方を紹介します

【白髪が目立たないのは何色?】美容師が年代別におすすめのカラーや染め方を紹介します 白髪染めコラム
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白髪染めを使って全体をベタ塗りするだけが白髪染めではありません。
最近では、白髪となじみやすい色を使ったり、白髪を活かしておしゃれに隠したりなど白髪を目立たせない方法は多岐にわたります。
白髪の状態や年代によっておすすめの色や染め方を紹介するので、自分の状態に合うものをチェックしてみてください。

どうして白髪は目立つのか?

白髪が目立つ理由は大きく2つあります。

  • 暗い髪色の中に真っ白の毛が混じっているから
  • 白髪は他の毛より水分量が少なく、ピンと立ちやすいから

白髪を目立たせないカラーリングは?

カラーリングで白髪を目立たせないためには、白髪の状態やなりたいイメージに合った色選びが大切です。
髪全体を均一に染める際のおすすめカラーや、白髪の色に合わせたおすすめカラーを紹介します。

白髪には2種類の色味がある

髪の色素であるメラニンが抜けると白髪ができますが、真っ白に見える白髪とやや黄みがかった色に見える白髪の2種類があります。
白髪の色味に合わせて全体の髪色を同系色でまとめると、白髪が馴染んで見えます。

髪色を均一にしたいときは明るめブラウン

白髪とカラーした部分の明るさに差があるほど白髪が伸びたときに気になるので、目立たせないためには全体をなるべく明るめに染めるのがおすすめです。
明るめのブラウンなら白髪自体をしっかり染められなくても白髪とカラー部分がキレイに馴染みます。

白髪を生かしたカラーもおすすめ

白髪をカラー剤で染め上げてしまうのではなく、白髪特有の明るさを活かしたヘアスタイルもあります。
白髪にほんのりと色を入れ全体のバランスが良くみえるカラーを紹介します。

真っ白な白髪にはグレー系

真っ白な白髪はグレー系のカラーで染めると馴染みやすく白髪が目立ちにくく仕上がります。
同系色でのカラーリングは髪色が落ちた後も違和感がなくキレイに見えやすいというメリットもあります。

アッシュグレー
白髪を活かしたカラー アッシュグレー
【アッシュグレー】で透明感あふれる髪色に!トーン別&色落ちも解説 | ARINE [アリネ]

くすんだグレー系の色で白髪を馴染ませる色味として効果的です。
黒やブラウンには出せない透明感が出て、髪の印象を柔らかく見せる効果があります。
赤みを抑える効果があるので、元の髪色の赤みが強い方にもおすすめのカラーです。

グレージュ
白髪を活かしたカラー グレージュ
グレージュの色見本!〈暗め・明るめ別〉人気7色&ヘアスタイル実例集! | YOTSUBA[よつば]

グレージュはグレーとベージュの中間色で、グレーのくすみ感とベージュの透明感を同時に演出できる色味です。
白髪を染めつつ髪の赤みも落ち着くので、クールで透明感のある印象に仕上がります。

黄みがかった白髪にはベージュ系

白髪を活かしたカラー ベージュ系
アッシュベージュ系ヘアカラー実例30選!トーン×レングス別に!ブリーチなしでも | YOTSUBA[よつば]

黄みがかった白髪にはベージュ系のカラーで染めるのがおすすめ。
明るめの黄色ベースのベージュカラーは黄みがかった白髪のトーンと近く、白髪がぼかされます。
全体的に明るく若々しい雰囲気に仕上げたい方にも向いているカラーです。

白髪の割合で明るさを決めよう

髪色の明るさは髪全体における白髪の量で決めると良いでしょう。
白髪が全体の10%〜30%くらいなら、暗めに染めた方が伸びたときにプリンが目立ちにくいです。
白髪が増えて全体の60%〜80%くらいになったら、明るめに染めた方が白髪をぼかすことができるので目立ちにくくなります。
白髪が多い方が明るめに染めると髪色の透明感が出やすく、キレイで艶のあるヘアスタイルに仕上がります。

黒染めは白髪が浮きやすいので注意

黒に近い暗い色で全体を染めた場合、染めた直後は白髪も元の髪もしっかり均一に染まります。
しかし、数日たって白髪が伸びると、染めた部分と白髪の髪色の差がはっきり出てしまうので、浮いてしまい白髪が目立ちやすいので注意が必要です。

白髪を目立たせないカラー方法

続いては、白髪を目立たせないための染め方について解説していきます。

ハイトーンで染める

髪全体をハイトーンで染めれば白髪はかなり目立たなくなります。
ハイトーンに染めるにはブリーチが必須ですが、脱色だけでなくダブルカラーでいろんな色味を楽しむことができるのはメリットです。

インナーカラーを入れる

襟足に白髪が多い方はあえて暗く染めずに、明るいインナーカラーでぼかすのもおすすめです。
インナーカラーなら髪全体をハイトーンにするほど派手にならず、ブリーチによるヘアダメージも軽減できます。

グラデーションカラーで染める

根元を暗く、毛先にいくにつれて明るく染めるグラデーションカラーなら、明るい部分が白髪をぼかしてくれます。
髪が伸びても根元が暗いのでプリンになりづらく、メンテナンス頻度を軽減できるのもメリットです。
グラデーションカラーについてはこちらの記事をチェックしてください。

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白髪ぼかしハイライトで仕上げる

白髪ぼかしハイライトは、細かく筋のようにハイライトを入れることで、白髪と馴染んでぼかすことができます。
ハイライトを入れつつ、周りをアッシュ系で染めるなどすれば白髪はさらに目立ちにくくなります。
白髪ぼかしハイライトについての詳しい記事はこちら。

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年代別おすすめの白髪を目立たせないカラー方法

白髪を目立たせないカラー方法

年齢によって白髪の量は変わります。
また、明るさやブリーチ使用の有無など、理想のヘアスタイルも変化してくるでしょう。
ここからは年代別に白髪を目立たせないおすすめのカラーリングについて紹介します。

20代にはハイトーンカラーがおすすめ

個人差はあるものの、20代は比較的白髪の量は少ないです。
また、いろんなカラーを試したいと思う年代でしょう。
ハイトーンで染めることで白髪をカバーしつつ、ダブルカラーで好きな色を入れるのがおすすめです。
ベージュ系やアッシュグレージュは白髪と馴染んで、くすみ感と透明感がアップし、おしゃれに仕上がります。

30代にはハイライトがおすすめ

若い頃より少し白髪の量が増えたと感じる30代。
白髪染めで全体を染めるのにまだ抵抗がある人もいるかもしれません。
ハイライトを入れて立体感を作り出し白髪と馴染ませる方法なら、根元が伸びても白髪が目立たず、自然な仕上がりを維持できます。
マット系のブラウンカラーに染めると、ベタ塗り感を出さず軽やかな仕上がりになるのでおすすめです。

40代

全体的に白髪が増えてきたと感じやすい40代。
若い頃のようなハイトーンカラーに抵抗がある方も多くいるようです。
そんな40代には、明るめグレージュで白髪をカバーするのがおすすめ。
髪全体に艶が出て若々しく見せる効果もあります。
もしハイトーンを使うなら全体染めでなくインナーカラーやグラデーションカラーであれば奇抜過ぎず挑戦しやすいです。

50代以上

白髪がかなり増えて白髪染めの頻度も上がる50代以降。
白髪をよりキレイに馴染ませるには、ハイライトの量を増やして染めるのがおすすめです。
また、白髪の量が黒髪より多い場合は、無理に染めずに白髪を活かしたグレイヘアに切り替えるのも良いでしょう。
グレイヘアにする場合は、白髪の黄ばみをなくすためにパープル系のカラーを薄く入れると、キレイな髪色に見えます。

白髪染めは美容室?セルフ?

白髪染めをするなら美容室とセルフどちらがよいのか

白髪染めは美容室でもセルフでも可能ですが、どちらが良いかは染め方によって変わります。

難しい染め方は美容室で

ハイトーンやハイライトなどブリーチを必要とするカラーリングや、グラデーションカラーなどの技術がいる染め方は、セルフでは難しいので美容室で染めてもらいましょう。
美容師が白髪の状態に合わせて色を提案してくれたり、カラー剤を選んでくれたりするというメリットもあります。
万が一頭皮や髪にトラブルが起きた時にも、すぐ対応してくれるので安心です。

全体染めならセルフでもOK

技術が必要な染め方ではなく、全体を染める場合はセルフカラーでも問題ないでしょう。
セルフカラーのメリットは自分の好きなタイミングで染められることと、コストが軽減できることです。
ただし、自分で染めると色ムラができやすいので時間をかけて丁寧に染めるなど工夫しましょう。

ファッションカラーか白髪染めか迷ったときは?

白髪を染めるのにファッションカラーを使うか白髪染めを使うか迷ったら、白髪の量を基準に決めましょう。
白髪が髪全体の30%以下ならファッションカラーでも問題ないですが、白髪の量が多いなら白髪染めを使った方が効果的です。
白髪染めとファッションカラーの違いや選び方についての詳しい内容はこちらをご覧ください。

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白髪を目立たせないおすすめカラー剤3選

最後に、白髪が目立たないよう染められるおすすめ白髪染めを紹介します。
記事上部で紹介した「白髪を目立たせないカラーリング」を基に選定しましたので、参考にしてみてください。

木木と

ウィンライフ 木木と 画像

「木木と」は、白髪を目立たせないよう染めるのにぴったりのヘナカラーです。
有効成分ローソニアが髪のタンパク質に絡みついてしっかり発色するので、白髪が多くてもキレイに染まります。
カラーバリエーションが豊富で明るめのブラウンカラーもあるので、髪全体を均一に染めて白髪を隠したい人におすすめの白髪染めです。

詳しくはこちら

サイオス カラージェニック ミルキーヘアカラー

サイオス カラージェニック ミルキーヘア

黒髪にも白髪にもキレイに馴染むリフト力が魅力の白髪染め。
くし形ノズルタイプで髪全体に均一に塗り広げることができるので、セルフ染めが初めてのひとにもおすすめです。
色展開もさまざまで、真っ白な白髪と相性の良いグレー系カラーもあるので、透明感のあるオトナっぽい仕上がりにすることもできます。

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ブローネ ルミエスト

ブローネ ルミエスト

白髪と黒髪をバランス良く染めつつ、しっとり質感のなめらかな髪に仕上げる白髪染めです。
リペアトリートメント付きなので髪のダメージが心配な方も安心して使うことができます。
明るめベージュカラーも展開されているので、黄みがかった白髪の人や全体的に可愛らしい雰囲気を演出したい人にもおすすめです。

詳しくはこちら

まとめ

白髪を目立たせない色選びや染め方について紹介しました。
年齢とともに増えていく白髪との付き合い方はさまざまです。
全体染め以外の染め方も知ることで、理想のイメージに近づくことができます。

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