せっかく白髪染めをしたのに、たった1週間ほどで白髪が目立ってしまうのは嫌になってしまいますよね。
この記事では、白髪が早く目立つ原因と、それに対する実用的な解決策を詳しく解説しています。
白髪染めの最適な頻度や高頻度で使える白髪染めを紹介していますので、白髪染めに関するお悩みをお持ちの方は参考にしてみてください。
1週間で白髪が目立ってしまう主な原因
コストや手間などさまざまな理由から、一般的な白髪染めの頻度は1ヶ月〜2ヶ月ほどだと言われています。
しかし中には染めて1週間ほどで白髪が目立ってしまい、上記のような理由がなければすぐに染め直したいと悩んでいる人も多くいるはず。
では染めてすぐに白髪が目立ってきていると感じる人はなにが原因なのでしょうか。
考えられる主な原因を3つ紹介します。
髪の毛が伸びるスピードが早いため
髪の成長は早く、1週間で3mm、1ヶ月後には1cmも伸びると言われています。
そのため、生え際の白髪はたった1週間であっても白髪が目立つことになるでしょう。
また、白髪はメラニン色素が失われているために柔軟性がなくコシがある髪質となっており、立ち上がるように生えてくるため余計に目立ちやすいです。
白髪染めの色が落ちてしまうため
何度も繰り返して白髪を染めていると、髪が傷んで色落ちしやすい髪になってしまっていることが考えられます。
それに加え、髪に脂の膜が張っていると染まりにくいと言われており、顔周りの洗髪不足やワックスやオイルトリートメントが落としきれていない状態で白髪染めをしてしまっていた場合も、色落ちを早めてしまうので注意が必要です。
個人差による白髪の目立ちやすさ
白髪が目立つ度合いには個人差があり、これは遺伝的要因や髪質、元の髪色などによって異なります。
例えば、髪質が細い人は髪と髪の隙間が広いため、白髪がより目立ちやすい傾向にあります。
また、髪型によっても白髪の目立ちやすい髪型があるので、なるべく顔まわりの白髪が目立たない髪型を選ぶと良いでしょう。
もみあげや生え際の白髪が目立たない髪型については、こちらの記事で詳しく書いていますので参考にしてみてください。
1週間で目立ってしまう白髪の対処法
1週間に1回のペースで白髪染めができる方なら、その頻度で白髪染めをするのが確実だと思います。
しかし、白髪染めも短時間で終わりませんし、美容院に通うことを考えても手間やコストの面でなかなか厳しいです。
そこで、白髪が一週間で目立つ場合に取るべき対処方法は3つだと私は考えています。
リタッチで生え際をカバーする
髪全体を染めるわけではないので比較的安価で済ませることが可能で、新たに生えてきた白髪部分だけを染めるので髪を傷める心配もそこまでありません。
しかし、セルフでリタッチをするのは難易度が高く、美容師でも失敗する場合があります。
下記の記事では美容師の私がセルフリタッチのコツを解説しているので、セルフでのリタッチを検討している人は参考にしてみてください。
目立ちにくいカラーリングにする
暗い色はより多くの色素を含んでいるために色持ちが良く、明るい色は色素の濃度が低く色落ちがしやすいです。
明るい色に染める際に脱色をしている場合は髪の毛がより傷んでいるので、褪色はさらに早くなります。
白髪を活かした方法として、バレイヤージュや白髪ぼかしハイライトも一つの手です。
これらは一般的な染め方染めとは異なり、ハイライトを加えることで白髪が全体になじんで目立ちにくくなります。
白髪が伸びても馴染んで気になりにくいので美容室に行く頻度を抑えたい人にもおすすめです。
色落ちしにくい白髪染めを使用する
頭皮に白髪がすぐに目立つ場合は、色落ちしにくい白髪染めを使用するというのも一つの手です。
ジアミンフリーや低刺激の製品を選ぶことで、頭皮へのダメージを最小限に抑えつつ、色持ちの良い仕上がりを得ることもできます。
色落ちしにくい白髪染めを選ぶ際は、自身の髪質や白髪の状態を理解した上で決めるようにしましょう。
どの製品がおすすめなのか分からないという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
高頻度の白髪染めは注意が必要
一般的な白髪染めは髪の内部に浸透し、化学反応で色が発色しますが、これには髪や頭皮へのダメージを伴うことがあります。
対処法にもあげましたがリタッチをする方が髪へのダメージも少ないです。
そのため全体の白髪染めをする頻度はご自身の年齢と髪と頭皮の状態を加味して決める必要があります。
自分に最適な白髪染めの頻度を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
頻繁に染めるなら髪や頭皮に優しい白髪染めがオススメ
1週間で目立つ白髪への対応としては、一番簡単なケアが全体染めだと思います。
しかし前述した通り、高頻度での白髪染めはあまりおすすめできません。
そこで髪や頭皮に優しい白髪染めがおすすめです。
髪や頭皮に優しい白髪染めなら、高頻度での使用を可能にしてくれます。
白髪染めには白髪を染めながらヘアケアや頭皮ケアができる白髪染めもありますので、髪や頭皮に負担をかけたくない方は以下の2つの白髪染めを検討してみてください。
ヘナカラー
ヘナはミソハギ科の葉から作られた天然の染料で、肌が弱い方や髪のダメージが心配な方におすすめです。
また、ヘナには髪にハリやコシを与える効果や白髪染めをしながら頭皮の保湿なども行える嬉しい成分も含まれています。
何度も染め直して髪のダメージが気になるという方は、ヘナ製品に挑戦してみるのも一つの手です。
ヘナの白髪染めをもっと知りたい方は以下の記事にまとめてますので参考にしてみてください。
ヘアカラートリートメント
ヘアカラートリートメントは傷んだ髪をケアしながら使用回数を重ねて白髪を染める商品です。
髪の表面に色素が浸透、蓄積されることによって白髪が染まるので髪へのダメージはほとんどありません。
また、毎日のトリートメントとしても使えるのもポイントで、色が着くまでの時間はかかりますが、髪が傷みにくく、健康的な染め上がりが得られるのが特徴です。
まとめ
白髪染めからたった1週間ほどの短い期間で白髪が目立つ問題に対する実用的な解決策を紹介しました。
頻繁に白髪染めをする場合は、髪や頭皮に優しい製品を選ぶのをおすすめします。
白髪が早く目立つ原因は人によってさまざまですので、この記事を参考に自分に合っている対処法を探してみてください。