白髪染めは薄毛に良くない?薄毛に優しい白髪染めと対策は

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年齢を重ねるごとに増えていく白髪。
気が付けば髪のボリュームも減ってきたように感じる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
おしゃれを楽しみたい人にとって、印象を大きく左右する白髪や薄毛は深刻な問題ですよね。
そんな方のために今回は、白髪染めと薄毛の関係、そして、各白髪染めの比較や薄毛対策、地肌や髪に優しい白髪染めご紹介します。

白髪染めと薄毛は関係ある?その対策は

薄毛の方にとっては、白髪染めが薄毛の原因になるのか気になりますよね。
実際は、どんな種類の白髪染めも毛根まで浸透しないので直接薄毛に影響することはありません。
しかし、白髪染めの種類によっては、地肌や髪の毛に刺激が強いので、間接的に薄毛に影響する場合があります。
髪の毛は毛根で作られますが、白髪染めで頭皮が荒れると毛根にダメージを受けて、細く抜けやすい髪しか作れなくなります。
その結果、白髪染めで薄毛になったと感じる方もいるようです。
薄毛に気を配りながら白髪染めを続けるには、髪だけでなく地肌にも優しい製品を選ぶのがポイントになります。

代表的な白髪染めの方法と髪や頭皮への影響は?

白髪染めには、いくつかの種類があります。それぞれの白髪染めの種類で、含まれる染料が違うのです。
染料の種類によって、頭皮や髪へのダメージも変わってくるので、薄毛が気になる人は、含まれている染料もチェックしましょう。
まずは、一般的に使われている白髪染めの特徴を紹介していきます。

きれいな発色が魅力のヘアカラー

一般的に白髪染めと言えば、よく使われているのがヘアカラ―ではないでしょうか。
2つの薬液をまぜることで薬剤が化学反応を起こし、白髪を染めていきます。
染める段階でキューティクルを開くので髪へのダメージが大きく、薬剤が地肌に付くと刺激になる場合があります。

ヘアカラーのメリット

髪の内側までしっかり染料が入るので1回できれいに染まり、色落ちしにくく2~3カ月持ちます。カラーバリエーションも多く、ブリーチしてから染めるので黒髪の部分も好きな明るさに染められるのが魅力です。

ヘアカラーのデメリット

刺激が強いので、薬剤が地肌に付く炎症を起こすことがあります。
髪や地肌へのダメージが大きいので、1カ月に何度も白髪染めをしたい人には向いていません。
ムラなくきれいに染めたい人は、ヘアカラーと他の白髪染めを併用するのがオススメです。
ヘアカラーに多く含まれる酸化染料の「ジアミン」という成分はアレルギ-の原因になるので、使用前にパッチテストしましょう。

ダメージの少ないヘアマニキュア

ヘアマニキュアは、髪の表面に色をつけて白髪をカバーします。
キューティクルを開かないので、髪へのダメージは抑えられる白髪染めの方法です。

ヘアマニキュアのメリット

髪や地肌へのダメージが数ないのがヘアマニキュアの大きなメリットです。
地肌や髪のダメージが心配な人にとっては嬉しいですね。
表面をコーティングするので、髪にツヤやハリ・コシがでます。
黒髪の部分は色が目立たないので、あえて白髪の部分だけ色をのせたい人にもオススメできる方法です。

ヘアマニキュアのデメリット

ヘアマニキュアは、髪の表面に色を重ねるだけなので、黒髪の部分は明るい色にできず発色も悪くなります。
色持ちは3週間前後と、へアカラーより短めです。
地肌に付くと色が落ちにくいので注意してください。
一般的に酸性カラーのヘアマニキュアは、パッチテストは不要と言われています。
しかし、アレルギー体質の人は念のために、パッチテストで確認してから行いましょう。

手軽に白髪を染められるヘアマスカラ

ヘアマニキュアと同じように、容器にセットされたコームで髪の表面に色を重ねて白髪を隠す方法です。
髪の内側に色を入れず表面だけ色を付けるので、髪と地肌にはダメージがほとんどありません。

ヘアマスカラのメリット

白髪が伸びて目立つ生え際など、コームで手軽に染められるので便利です。
髪や地肌に、ダメージはほとんどありません。
カラーリングの期間を開けたい人は、伸びてきた白髪のリタッチでヘアマスカラも組み合わせて利用するといいでしょう。

ヘアマスカラのデメリット

着色剤で髪の表面に色をのせるただけなので、シャンプーですぐに色が落ちてしまいます。
基本的に、その日しか色は持ちません。コームで色を付けていくため、広い範囲の白髪を染めるのには向いていません。

白髪染めをしながらできる薄毛対策

白髪を染めたいけれど、薄毛につながるなら悩んでしまいますよね。
そこで、白髪染めを継続しながらできる薄毛対策をご紹介したいと思います。
きれいな髪は、自信や意欲にもつながります。
ぜひ白髪と薄毛のケアを続けて、日常生活も楽しんでくださいね。

白髪染めの間隔を開ける

白髪染めの頻度は、2カ月に1回が理想と言われています。
皮膚が新しく生まれ変わる「ターンオーバー」と呼ばれる期間は、28日~40日と個人差があります。
1度ヘアカラーをした後は、頭皮が生まれ変わる期間を目安に次回の計画を立てると、頭皮がダメージから回復している可能性が高いので、立て続けの頭皮ダメージにならずいいですね。
年齢を重ねるほど「ターンオーバー」の期間も長くなるので、次回のヘアカラーは最低でも1カ月以上はあけるようにしましょう。

間隔があいても白髪を目立たせない工夫

白髪染めの期間が延びると、どうしても生え際の白髪が気になりますよね。
人の髪が伸びる速度は、1カ月に1cm程度。白髪染めの期間が2カ月あくと、2cm伸びることになります。
2cmも伸びるとかなり白髪が目立ってしまうので、目立たない工夫する必要があります。
オススメは「白髪ぼかしハイライト」という方法です。
明るめの色でハイライトを入れることで、白髪が伸びてきても黒髪と馴染んで目立ちにくくなります。
白髪が伸びても馴染むくらい明るい色にするので、明るい色が難しい人には、カラーリング2回目からは全体を染めず何度かに分けてリタッチするのもオススメです。
「白髪ぼかしハイライト」について詳しい記事はこちらを参考にしてみてください。

白髪ぼかしハイライトはメンテナンスが大変?知っておくべきデメリットや対策を解説
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頭皮や髪に優しい白髪染めを選ぶ

地肌が荒れてしまうと、髪を作る毛根にもダメージを受けて健康な髪が作れなくなります。
薄毛が気になる人は、地肌への優しさにもこだわって白髪染めを選びたいですね。
伸びてきた白髪を優しくケアする製品には、白髪染めシャンプーやトリートメント、天然素材のヘナがあります。
どれも髪をいたわる成分が入っていて、地肌にも刺激が少ない白髪染めです。
ヘアカラーは、白髪と黒髪の両方をきれいに染められることをお伝えしました。
しかし、頭皮と髪の毛に刺激が強いので、次のヘアカラーまでは、一定の間隔を空けなくてはいけません。
それまでに白髪の伸びが気になる人は、頭皮と髪に優しい白髪染めを組み合わせて白髪ケアしましょう。

少しずつ染める白髪染めシャンプー

シャンプーの中に染料が含まれていて、白髪を徐々に染めていきます。
毛を染める力は弱いので、白髪染トリートメントと併用がオススメです。
含まれている染料の種類や洗浄成分によって地肌や髪へのやさしさが変わってきます。
アミノ酸系シャンプーや無添加処方など頭皮と髪に配慮した製品もあるので、購入時にチェックしてみましょう。

白髪染めシャンプーのメリット

刺激が少ない洗浄成分や保湿成分が含まれている白髪染めシャンプーを選べば、髪や地肌をケアしながら徐々に白髪を染められます。
バスタイムに、いつものシャンプーと同じように使えるので手間がかかりません。

白髪染めシャンプーのデメリット

白髪に色が付くまでには、数回の使用が必要です。
1度の使用では染まらないので、人によってはほとんど染まらないと感じる人もいます。
含まれている染料の種類によって、頭皮や髪に刺激が強い製品があるので注意が必要です。
すすぎが不十分だと、タオルなどに色が付着する場合があります。
ブリーチしないので黒髪は染まらず、カラーはブラックかブラウン系でバリエーションは少なめ。
明るい色にしたい人には、物足りないかもしれません。

髪をいたわる白髪染めトリートメント

白髪染めトリートメントは、白髪を染めるための染料とトリートメント成分が一緒になっているヘアケア製品です。
髪の表面をカバーして色を付けるので、ヘアカラー後から使うと色が長持ちします。
髪の表面をおおうので、次回のヘアカラーの色が入りにくかったり、パーマがかかりにくくなったりすることがあります。
ヘアカラーやパーマをかける際は、予定日の1週間前から使用を中止するようにしましょう。

白髪染めトリートメントのメリット

一般的なトリートメントと同じようにお風呂で使用して、簡単に白髪を染められるのがメリットです。
地肌と髪に刺激が少なく、徐々に白髪を染めていくので、新しく伸びてきた白髪も目立たなくなります。
トリートメント成分が入っているのでカラーリング後に使用すると、髪をケアしながら色持ちも良くなります。

白髪染めトリートメントのデメリット

毎日使用しても染まるまでに2週間~1カ月程度と時間がかかり、使用しないとすぐに色が抜けてしまいます。
染まり方にも個人差が大きいので、期待通りに染まらない場合も。
爪やタオルなど付着すると色が落ちにくいので注意しましょう。
ブリーチしないので、黒髪の部分は色が変わらず色のバリエーションも黒やブラウン系だけと少なめです。

天然染料のヘナ

ヘナはインドや中近東に生えている植物で、儀式の時に描くボディーメークの染料や薬草としても使われてきました。
ヘナ100%の白髪染めは、植物に含まれる「ローソニア」という天然の成分で草木染のように白髪を染めていきます。
頭皮と髪に優しくトリートメント作用もあります。
ただし、ヘナにも自然派由来100%ではないものもありますので、地肌と髪に優しい白髪染めを探している人は、購入時に成分をチェックしましょう。

ヘナのメリット

ヘナは天然染料で、アレルギーの原因となる化学染料のジアミンが含まれていません。
トリートメント作用があり、髪にハリやコシを出してボリュームアップします。
薄毛の人には、白髪染めとトリートメントできて髪のボリュームアップになるのは、メリットが大きいですね

ヘナのデメリット

まれに植物性のアレルギーを起こす人がいます。
ブリーチ作用はなく、黒髪には色が入りにくいため、明るい色にはなりません。
ヘナ100%の白髪染では、染まるまでに2時間ほどかかるので、化学染料を配合して染まる時間を短縮したものがあります。
ヘナ100%ではオレンジ色しか出ないので、天然染料のナンバンアイ葉や化学染料を混ぜてカラーバリエーションを増やしています。

従来のヘナは上記で説明したように「カラーバリエーション」が少ないという欠点がありました。
しかし、最近注目が集まっている「木木と」という商品は従来の欠点が改善されたヘナで、多彩なカラーバリーションを揃えています。
中でも「金茶」は明るめのカラーで、ヘナとしてはめずしいラインナップと言えるでしょう。
詳細は下記からご覧下さい。

木木と(もくもくと)
白髪染めとトリートメントの木木と(もくもくと)は、使い続けることで髪にハリとボリュームがでてきます。 艶のある髪に仕上がれば、人に良い印象を与えられるでしょう。 また、アレルギー対策が万全なのもポイントです。 そのうえで、適切な使い方ができ...

生活習慣を見直す

生活習慣は、白髪や薄毛に関係ないように感じていませんか。
生活習慣の乱れは、間接的に髪の質や量に影響してきます。
美しい髪を育てるためには、髪のもとになる栄養をしっかり摂ることや、髪の成長を助けるホルモンのバランスを整えることが大切です。
白髪や薄毛が気になる人は、生活習慣も見直してみましょう。

美しい髪を育てる栄養素は

忙しくなると、食事は外食やお惣菜で済ましてしまう人も多いのではないでしょうか。
外食が続くとビタミンが不足しがちになるなど、栄養が偏りがちになります、外食が多い人は髪のために必要な栄養がとれるよう食生活の見直しから始めましょう。
健康な髪を育てるのに役に立つ栄養素は、タンパク質やミネラル(亜鉛、銅、鉄、カルシウム、ヨード)・ビタミン(C・B6・B12)です。
タンパク質やミネラル(亜鉛、銅、鉄、カルシウム、ヨード)・ビタミン(C・B6・B12)など、それぞれが単独で働くのではなく、組み合わさって他の栄養の吸収を助けるので、さまざまな食品をバランスよく摂ることが重要です。食事の時は、バランスを意識してくださいね。

タンパク質とミネラルの関係は

タンパク質は髪だけでなく、皮膚なども作る大切な栄養素です。
タンパク質から髪の成分であるケラチンを作るためには、銅などのミネラルが必要です。
他のミネラルも、黒髪を作るために使われる酵素を活性化する、全身の血行や代謝をアップさせるためにも使われています。

栄養の吸収を助けてくれるビタミン

ビタミンは直接髪に作用しませんが、間接的に他の栄養素を吸収するのを助けたり、酵素を活性化したりするお手伝いをします。
白髪に良いとされているのは、ビタミンB12ですが、ビタミンCやビタミンB6なども一緒に摂ることで、栄養の吸収を助けてくれるので摂取を心がけましょう。

ホルモンの分泌に影響する生活リズム

生活リズムの乱れは、ホルモンの分泌量に影響します。
髪の健康に関係しているホルモンは、女性ホルモンのエストロゲンやで成長ホルモンです。
エストロゲンは、コラーゲンを作る働きがあるので、量が減ると、髪が作られるまでに時間がかかり、細く艶のない髪になることで薄毛につながります。
もう一方の成長ホルモンは、タンパク質の合成を促す作用があるので、分泌が少なくなると健康な髪が育ちにくくなります。
成長ホルモンは、寝てから3時間までの間に多く分泌されるので、忙しくても4時間以上は睡眠をとるようにしましょう。

運動は全身の血流をよくする

運動不足は、全身の血流が悪くなり代謝も落ちてしまうため頭皮の環境にも影響します。
頭皮の血流や代謝が悪いと、毛根に十分な栄養が行かなくなるため、健康な髪が育ちにくくなります。
忙しいとなかなか毎日運動するのは厳しい人もいらっしゃると思います。
そういった場合は、毎日の生活の中で無理なく取り入れられる有酸素運動に取り組みましょう。
具体的には、自宅の階段の昇降やお買い物・通勤ついでにウオーキングなど、有酸素運ではありませんが、寝る前の軽いストレッチでも全身の血流が良くなります。
軽い運動やストレッチでも毎日続けることで、運動していない時も全身の血流が良くなり健康な頭皮環境に導いてくれます。

髪の健康にも影響するストレス

ストレスを受けると、自律神経が乱れ血管が収縮するので血流が悪くなります。
頭皮の血流も悪くなると髪を作る毛根まで栄養が行きわたらず、抜毛や白髪が増える結果に。
けれども、日常生活の場面でどうしても、避けようのないストレスに出会う時もありますよね。
どうしても自分では避けられないストレスには、他の人に相談したり、自分のために特別なご褒美を用意したりするなど、がんばった自分を労ってあげましょう。
天然のアロマを使った香りのいいヘアケア製品を選ぶと、頭皮や髪のケアをしながら、ストレスも和らげてくれますよ。

マッサージで頭皮の血流を良くする

頭皮の血流の良さは健康な髪を育てるのに不可欠です。
食事や生活リズム、運動を取り入れた後は、さらに頭皮のマッサージを取り入れてみましょう。
頭皮のマッサージは、頭皮の血流を良くして髪の健やかな成長を助けてくれます。
頭皮環境がいいと、髪の根元が立ち上がり、まとまりも良くなります。
髪が立ち上がりふんわりすると、髪にボリューム感がでて、薄毛も気にならなくなります。
さらに頭皮のマッサージで、顔のリフトアップやくすみ予防ができます。
白髪や薄毛だけでなく、フェイスにまで活気をだしてくれる頭皮マッサージ。
ぜひ取り入れてみてください。

髪を洗う時にできるマッサージ

忙しいと、毎日の頭皮マッサージの時間を確保するのは無理ですよね。
そんな人でも無理なく頭皮ケアを続けられるよう、バスタイム中にできる頭皮マッサージをご紹介します。

  1. まず、5本の指先を頭皮にあて、頭皮を動かすようにゆっくり指先で小さな円を描くように耳の後ろから後頭部の中心に向かってもみほぐしていきます。
  2. こめかみ、額、首の付け根からも同じように後頭部の中心に向かってマッサージしていきます。
  3. 頭の一番高い部分で、押して気持ちよく感じる場所を3秒ほど押してから指をはなします。

毎日続けることで、頭皮の血流が良い状態をキープできるようになるので、コツコツ続けてみましょう。

まとめ

今回、薄毛に配慮して地肌と髪に優しい白髪染めについてお伝えしました。
白髪染めにもさまざまなタイプがあり、タイプによって色持ちや染まり方、地肌や髪への優しさまで違ってきます。
白髪を染めはダイレクトに薄毛に影響しないのですが、地肌が荒れると頭皮の血行が悪くなるので健康な髪が育たなくなり薄毛につながります。
ヘアカラーは、白髪と黒髪の両方をきれいに染められて、カラーバリエーションも豊富なのが魅力。
しかし、地肌や髪には優しくありません。
薄毛が気になる方は、地肌と髪に優しい白髪染め(特に自然派由来のもの)を選ぶと、薄毛のケアをしながら白髪染めも続けられます。
そして、白髪と薄毛が気になる方は、合わせて日常生活の見直しも忘れずに行ってください。

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