白髪が気になり始めたら?市販の白髪染めの注意点や特徴を解説!

白髪が気になり始めたら?市販の白髪染めの注意点や特徴を解説! 白髪染めコラム
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白髪が目立ち始めた時に染めようと思い白髪染を買うためにお店に行くとあまりにも多くの種類に選ぶことができなかった経験はありませんか?
また体に触れるものでもありますし、負担の少ないものが良いとも考えて悩む人も多いのではないでしょうか。
とはいえヘアサロンに毎回通うのも費用や手間を考えるとなかなかサロン選びも悩みます。
そのような初めて白髪染めをセルフで染めることを考えている人に商品を選ぶ様々なポイントをご紹介します。

白髪になる原因は?

白髪というとロマンスグレーというように年齢とともに白い髪がでてくるものと思われがちですが、実際には10代から白髪が出る人もいます。
これは白髪が遺伝的になりやすい人、精神的なストレス、たんぱく質などの栄養不足などのようなものが白髪になる主な要因と考えられています。
それ以外にも睡眠不足、紫外線なども原因として考えられます。
それでは白髪になるメカニズムとはどのようなものがあるのでしょうか。

どうして髪が白くなるのか

髪の色はメラニンで決まります。
黒髪、金髪、赤髪など髪の色が色々になるのはユーメラニンとフェオメラニンの2種類の色素がどのように作用するかで髪の色が決まってきます。
それでは白髪はどのようにしてなるのでしょうか。

メラニンが作用しなくなるとどうなる

白髪はメラニンのはたらきが衰えてくると髪は色を失ってしまい、光に反射すると色が白く見えるようになります。
このメラニンの働きが衰えているタイプにはメラニンが欠失しているタイプとメラニンが存在しているのに色素の合成していない休止タイプの2種類があります。

白髪を予防する方法はあるのか

メラニンはシミの原因になるといったイメージが先行して良い印象はありませんが、紫外線から肌を守るといった役目もある大切なものになります。
そして髪の色を決める要素でもあるメラニンはやはり失いたくないものです。
それでは髪の色を守り、白髪を予防する方法はあるのでしょうか。
白髪になる原因は一つでないだけにストレスなどのように予防や改善する可能性のある原因もあれば加齢や遺伝的な原因のように後天的には予防しにくい原因もあります。

白髪はダメなのか

個性という言葉が色々な場面で聞かれるようになってきた時代ですが、白髪もまた個性の一つとして染めることをやめ、おしゃれを楽しんでいる人もいますし好感ももてます。
また白髪を好まず染めたいと思うことも個性で、相性のいい白髪染めを選びヘアスタイルを楽しむこともおしゃれの一つではないでしょうか。
ここでは白髪が気になり始めて白髪染めを検討している人にぜひ知っていただきたい基本的な知識をご紹介します。

白髪染めとカラーリングの違いとは

髪の色はどちらの商品も同じように染まります。
では好きな色、メーカー、価格で選んでしまっていいのではないかと、思うかもしれませんが、メーカーが敢えて違う商品を出しているのはそれなりの理由があります。

白髪染めとは

白髪染めもヘアカラーの仲間なのでカラーリングと同じカテゴリーに入ります。
それならどちらを使ってもいいのではないのかと思われますが、この違いは「白髪を染める」という部分にあります。
カラー材には1~15のレベルがあり、数字が上がるほど明るい色になっていきます。
そもそも髪に色素があれば明るい色でも問題はありませんが、白髪は色素が無くなっている状況なので明るくては染まりません。
基本的に7ぐらいまでのレベルで白髪染めは設定されています。
また白髪染には白髪を茶色に染める色素が入っており、その上で好みの色に仕上げていくという仕組みになっています。

カラーリングとは

カラーリングは白髪染めとは違い本来の髪の色を変えるためのものなのでレベルが7以降の明るい色のカラーリングを使用しても色を変えることができます。
このレベル以外にはカラー材に大きな違いはないものの、「白髪を染める」という目的を考えると、やはり注意して選んでいきたいものです。

白髪染めは髪が痛むことが心配

白髪染めで染めれば髪の色が変わりとても嬉しい気分になりますが、続けていくうちに髪がきしんでいきますし、頭皮が痒くなってきて使うことにためらいを感じてくるようになります。
このようなことが起こるのはどのようなことが原因なのでしょうか。

白髪は黒髪より手ごわい

短い白髪が一本だけぴょこっと跳ねて出てくる経験する人は白髪の多い人でなくてもいるのではないのでしょうか。
これは決して偶然ではなく、白髪の特徴からこのようなことが起こります。
なぜなら白髪は黒髪より太くてこしが強いのです。
そのため、白髪を染めるためにはカラーリングよりも強い薬剤を使用する必要があり、続けていくことにより当然、髪が痛んできます。
白髪が消えても髪がゴワゴワするのはあまり歓迎できません。

髪を痛める主な原因は?

主な原因としては白髪染に含まれる有害物質、ジアミンが挙げられます。
このジアミンは強い染色剤で白髪染に含まれており、長く続けて使用していると髪を痛めるだけでなく発がん性物質として認定されています。
この有害物質は頭皮から毛細血管に入っていき、有害なものが蓄積されていきます。

傷むことは回数にも理由がある

毛染めをしている人でも白髪染でなければ少し色が落ちていてもそれほど慌てて染め直そうとする人ばかりではないのでしょうか。
しかし白髪は「老けて見える」などの理由から白髪染は頻繁に行う人が多くなります。
そもそも強い薬剤のものを頻繁に使用すれば当然、傷みは早くなりますし、頭皮に痒みが出てくると次に生えてくる髪も細くなりボリュームも無くなってきます。

白髪はどうしたらいいのか

まずそれほど白髪が多くない段階でしたら見つけては抜くことを考えていくのが一般的ではないでしょうか。
その後に追いつかなくなって染めることを考え始め、そのうちに白髪の方が黒髪より多くなり、染めなくてもロマンスグレーでいいのではないかと思い始める。
恐らく最初のハードルは白髪染めをするほどなのかそうでないのか、ではないでしょうか。

白髪は抜くと増える?

「白髪を抜くとドンドン増えるからやめた方がいいよ。」というのはよく耳にする言葉です。
実はこれは医学的な根拠がなく迷信のようなものなのです。
白髪を気にして抜き始める時期と白髪が増えていく時期が重なることもあり信じられていたようです。
しかし白髪を抜かない方がいいことは事実です。
白髪を抜くべきではない理由や適切な対処についてまとめた記事がありますので是非ご覧ください。

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白髪を切る

次に考えられるのは白髪を切る方法です。
これは毛根にも負担はかかりませんし、確かに目立たなくなります。
しかし、切る時にしっかりと根元から切らないと白髪は黒髪よりも太くてしっかりしているので飛び出てくることが多く、余計に目立ってしまう結果になるため注意が必要です。

白髪染めを使用する

このように抜いたり切ったりしていては追いつかなくなってきたときには白髪染めを検討し始めます。
そしてお店に階に行くとあまりの種類に驚きますし、色や使い方以外には違いも区別がつかなくなります。
悩んだ末に買わずに調べようとネットで検索をすると今度は通販だけで販売している個性的な特徴を持った白髪染めが色々と出てきます。
こうなれば何が自身にいいのかさらにわからなくなります。
私がおすすめしている白髪染め商品をランキングで紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。

白髪染めを選ぶ時の豆知識

白髪染めにはクリームタイプや泡タイプ、部分的に染めるものなどひとまず色を付けるスプレーのようなものなど様々なタイプがあります。
自身のニーズにどのタイプが一番合っているのか、またそれは年齢が上がっていくにつれてなど現状と合っているのかを考える時に参考になる豆知識をご紹介します。

白髪染めの種類

自身の白髪の現状をどのようにしたいのかで選ぶ白髪染が違ってきます。
ここでは主な種類をご紹介します。

ヘアカラー

白髪染の中でも髪をしっかり染めることができ、髪の色を全体的に変えることができるので様々な変化が楽しめます。
定着させるには定評がありますが、その分、髪が傷んでしまうデメリットもあります。

ヘアマニキュア

ヘアマニキュアはヘアカラーのように髪本来の色素を抜いて染めるのではなく、イメージとしては上から色を塗るというものになります。
髪に負担のかかる薬剤を使わない分、髪が痛む心配が減りますが、2週間ほどで色落ちをしてしまいます。

白髪染ヘナ(おすすめ!)

天然の成分で白髪染ができるのがヘナです。
髪に優しいヘナですが、オレンジ色が強く出てしまうため、インディゴ染料を混ぜて調整をする必要があります。
最近では、色の調整も簡単になってきているため、若い方から高齢の方まで利用する人が増えています。

白髪染カラートリートメント

色のつくトリートメントを利用して白髪染めをするといったものです。
白髪に色を付けるものなので髪も痛まず使用できますが、最初に色がつくまでは連続して使用する必要があり、使用しなくなれば1週間程度で色が落ちてしまいます。

一時染色料白髪染め

ヘアスプレーやスティックタイプの白髪染めで一部分や一時だけ染めたい時に使用します。
出かける前に白髪を見つけて急いで直すときなどに有効的ですが、一時的なものなのですぐに色が落ちてしまいます。

泡タイプとクリームタイプの違いは?

比較ポイント 泡タイプ クリームタイプ
染め方 泡なので簡単に広範囲に万遍なく広げることができる。 専用のくしでクリームを髪に馴染ませていく。
色落ち 薬剤が弱く比較的染まりにくい。 重点的に染めたい部分などにしっかりと染めることができる。
髪の傷み具合 広範囲に薬剤がつくため頭皮にもダメージを与える。 必要な部分に塗るので比較的傷みが抑えられる。
仕上がり 全体的に薬剤が入るので染ムラができにくい。 使い慣れるまで染ムラができることがある。
その他 使用すると保存ができず使い切りになる。 必要な分を使用して残りは保存できる。

色を選ぶのはどうしたらいいのか

髪の色は顔の近くということもあり、相手に与える印象に少なからず影響を与えるので、できるだけ失敗せずに選びたいものです。
白髪染めは白髪を染めるものですから、毛染めに比べてしっかりとした色が入るようになっています。
髪質によって選ぶ色、放置時間を調整していく必要がでてきます。
髪が細めの人は明るめの色を選ぶことをお勧めします。
また白髪染は色のバリエーションが少ないので放置時間で染まり具合を調整していきます。

まとめ

「髪は染めたい、でも痛むのは困る」
「一度、染めてしまうと止めにくくなるからどの程度白髪が目立つようになったら染めたらいいのか。」
「白髪になるならそのままでいこう。」
など、どのように自身の変化と向き合うのかは人それぞれの考えがあります。
白髪を染めて自分を表現したいと考えたのであれば、自身が思うニーズに合わせた商品を選ぶことでより楽しさを感じることができるのではないでしょうか。
参考になったら嬉しいです!

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