白髪染めの選び方と種類を美容師が解説!おすすめの白髪染めについても紹介!

白髪染めの選び方と種類を美容師が解説!おすすめの白髪染めについても紹介! 白髪染めコラム
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白髪染めを使いたいものの種類が多すぎてどれを選べば良いかわからない、と悩んだ経験はありませんか?
今回は、セルフで使える白髪染めの特徴を基に、白髪染めの選び方について解説していきます。
白髪染めを初めて使う方や、愛用の白髪染めがない方も要チェックです。

白髪染めの選び方

白髪染めにはさまざまなタイプがあり、染まり方やテクスチャ、染め直す頻度などそれぞれ違った特徴があります。
また、ユーザーによって「キレイに染まる白髪染めが欲しい」と考えたり「白髪染めで髪を傷めたくない」とこだわったり、白髪染めに求めるポイントはそれぞれです。
自分の白髪の状況やライフスタイルに合ったタイプの白髪染めを選ぶのが良いでしょう。

白髪染めのタイプと特徴

セルフで使える白髪染めは、主に6タイプに分かれます。
それぞれの特徴を押さえて、仕上がりや使い方など自分の理想に近いものを選びましょう。

ヘアカラー

化学成分によって髪の内部に色素を浸透させることで白髪に着色するので、髪全体がしっかりと染まるのが特徴です。
メリットとしては、染毛力が非常に高いため短時間で染められることや髪色が長期間持続すること、カラーバリエーションが豊かであることなどが挙げられます。
反対にデメリットは、化学成分のパワーが強いため場合によってはアレルギー反応や皮膚炎を起こす可能性があること、仕上がりの明るさによっては新しく生える毛との色差が出やすいので頻繁に染め直しが必要になることです。
白髪をしっかりと染めつつさまざまなカラーを楽しみたい方や、簡単に白髪を染めたい初心者に向いています。

カラートリートメント

シャンプー後のトリートメントと同じように使用するので、手間をかけずに着色できることや、トリートメント成分によって髪と頭皮の傷みを軽減できるのがメリットです。
デメリットとしては、毎日の継続使用で徐々に着色されていくものなので即効性は期待できず、色落ちも比較的早いことが挙げられます。
髪全体に白髪がある方や、髪をできるだけ傷めず白髪を染めたい方におすすめです。

ヘアマニキュア

髪のメラニン色素には影響を与えずに表面をコーティングするだけなので、自然な艶のあるカラーに染まります。
頭皮に直接塗らないので、ダメージを与えにくいのもメリットです。
反対に、色持ちは2~3週間と短く、シャンプーをするたびに染料が取れて元の髪色に戻ることや、マニキュアが地肌に付くと落ちにくいことがデメリットとして挙げられます。
髪をできるだけ傷めずにカラーしたい方や、白髪が気になり始めた方におすすめです。

カラーシャンプー

毎日のシャンプーと同時にできる手軽さが魅力です。
まだらな白髪を着色し、キレイな状態に整えたりヘアカラー後の色持ちを良くしたりするためにも使われます。
カラートリートメント同様、即効性がないのがデメリットであり、毎日の継続が必要です。
ヘアカラーなどの着色が面倒な方や、染める時間が多く取れない方に向いています。

ヘナカラー

ヘナという植物由来の染料を使用した白髪染め。
ローソニアと呼ばれる色素成分が髪のケラチンにしっかりと絡んで高い着色力を発揮するため、白髪染めとしての人気が高いです。
トリートメント効果も高く、使う度に艶やハリ・コシが生まれたり、洗浄効果で頭皮を健やかに保てたりします。
反対に、しっかりと着色し過ぎるため後から色味を変えられないことや、染めるのに時間がかかることがデメリットです。
白髪をしっかりと染めながら髪や頭皮をキレイにしたい方や、髪のボリュームがなくて悩んでいる方に向いています。
おすすめのヘナカラーについての記事もありますので、こちらもぜひご覧ください。

【しっかり染まる】ヘナカラー白髪染めおすすめ10選!選び方や使い方も解説!
天然のカラー剤として日本での使用も増えてきているヘナカラー。その中でも私がオススメするヘナ商品をまとめてみました。

白髪隠し

生え際やちらほら白髪など、気になる部分だけをさっと隠せるアイテム。
ファンデーションタイプやマスカラタイプなど、持ち運びしやすいものが多く、外出先でも応急的に白髪を隠せます。
濡れに弱いタイプもあり、洗髪すると色落ちしやすいことや、広い範囲はカバーしきれないことがデメリットです。
あくまでも、部分白髪を軽くカバーしたい方に向いています。

染めやすいテクスチャで選ぶのもOK

セルフ白髪染め初心者の場合、うまく染められるか不安に思う方も多いはず。
白髪染めのテクスチャによって、ムラなく染めやすいものや髪の内側までしっかりと染まりやすいものなどの特徴があるので、チェックしてみましょう。

初心者向けの泡タイプ

泡タイプの白髪染めは色ムラが少なく、均一に染まりやすいので、白髪染め初心者におすすめです。
薬剤を混ぜる手間がなく、プッシュするだけで泡が出るので、シャンプー感覚で使用できます。
使いたい部分に使いたい量を出し、残った液は次回まで持ち越せるので、生え際など部分染めしたいときにも便利です。

色持ちの良いクリームタイプ

クリーム状の染料を塗布することで染まっていくタイプです。
髪の内側までしっかりと染まるため色持ちが良く、およそ6~8週間持続します。
髪全体だけでなく、生え際などの気になる部分だけでもキレイに染まるので、リタッチを定期的にする方にもおすすめです。
余ったクリームは取っておけるので、コスパも良いと言えます。

伸びのよい乳液タイプ

乳液タイプは、容器先端のブラシに付いた乳液を髪にのばして染めるタイプです。
テクスチャが緩めで髪全体にのばしやすいので、全体的に目立つ白髪を染めたいときに向いています。
他のタイプに比べると液垂れしやすいため、部分染めには向きません。

付属品もチェックする

セルフの白髪染めは、塗布しやすいように手袋やコーム、ハケなどの付属品が用意されていることが多いです。
付属品があれば購入後すぐに自宅で使え、反対に付属品がなければ道具を買い揃える必要があるので、白髪染めを買うときは付属品もチェックしておきましょう。
洋服に液垂れするのを防ぐケープや、髪をまとめるクリップなどがあると便利です。

白髪染めにおすすめのカラーは?

髪色は人の印象を大きく左右するため、白髪染めにおいてカラー選びは非常に重要です。
白髪の量や年代によっておすすめのカラーは違いますが、最近では赤みを抑えたアッシュカラーやくすみを抑えたウォーム系ブラウンなどが人気を集めています。
色選びについてはこちらの記事がおすすめなので、ぜひご覧ください。

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セルフ白髪染めのメリット

セルフ白髪染めのメリット
自分に合いそうな白髪染めのタイプやカラーがわかったら、次はセルフで行う白髪染めについての知識を身に付けていきましょう。
そもそもセルフとサロンの白髪染めには違いがあるのか、セルフで染めるメリットは何かを解説していきます。

サロンに比べて低価格で染められる

サロンの施術に比べて費用を抑えられる点が、セルフ白髪染めの大きなメリットです。
サロンでは1回1万円ほどかかる場合もありますが、セルフでは2000円以内に収まることも多く、頻繁に染めてもサロンに通うより費用を節約できます。
白髪染めをドラッグストアやインターネットで簡単に購入できることも魅力です。

自分の好きなタイミングで染められる

サロンでの施術は1回1時間以上かかるので、忙しくて行くタイミングがなかなかつかめない方も多いです。
セルフ白髪染めであれば好きなタイミングで染められる上に染める時間も長くないので、気軽に始められます。

好きな色を選べる

最近の白髪染めはカラーバリエーションが豊富なので、セルフカラーでも仕上がりの色を自由に選択できます。
ドラッグストアやインターネットのカラー見本、パッケージに示された仕上がりを参考にして選びましょう。
ただし、セルフでの白髪染めは想像どおりの色に仕上がらない可能性がサロンより高いので、どうしてもこの色にしたいという希望がある方は、サロンで染めるのが良いかもしれません。

セルフで白髪染めするときの注意点

セルフで白髪染めするときの注意点
続いては、セルフで白髪染めを行うときの注意点について説明していきます。
前述のメリットを踏まえてセルフで白髪染めをしたい方は、しっかりと確認してください。

ヘアケア成分が入っているかチェックする

市販のカラー剤は染まりにくい髪質でもしっかりと染まるように、薬剤のパワーを強めに設定しています。
白髪はしっかりと染まっても髪へのダメージが強く、きしんだりパサついたりしてしまってはキレイに仕上がらないので、コラーゲンや植物オイルなどのヘアケア成分が入っている白髪染めを選ぶことがおすすめです。
カラー剤そのものにトリートメント成分が入っていなくても、アフターケア専用のトリートメントが付属されている商品もあるので、チェックしてみてください。

敏感肌やアレルギーがある方には「ノンジアミンカラー」がおすすめ

ヘアカラーに含まれる「ジアミン」という成分はアレルギー反応を起こしやすいので、アレルギーのある方や敏感肌の方は気を付けましょう。
アレルギー性皮膚炎を発症してしまうと、かゆみや痛み、熱に悩まされてしまうため、ジアミンを含まないノンジアミンカラーの使用がおすすめです。
もしジアミン配合のカラー剤を使うのであれば、過去にアレルギーを起こしたことがない場合でもいつ発症するかわからないため、使用前にパッチテストを行い、安全を確認してください。

仕上がりの色・明るさ・色持ちを考慮する

白髪染めは、ベースの髪色で仕上がりの色味や明るさが変わる場合があります。
例えば、元の髪色が暗ければ明るめの白髪染めを使用してもイメージより暗く仕上がる可能性があることを知っておきましょう。
また、カラー剤の色持ちも考慮しておくと、白髪染めする頻度を下げられます。
濃いブラウン染料が多く含まれている暗めの白髪染めはしっかりと染まり、色落ちしにくいのでセルフカラーにおすすめです。

染める前に髪の状態を整える

髪に汚れが付いているとカラー剤の浸透力に影響が出るので、白髪染めをする前にはシャンプーで髪をキレイにしておきましょう。
ただし、頭皮に皮脂が少ない状態でカラーを行うと皮膚トラブルになりやすいので、シャンプーは前日までに行うと良いです。
また、均一な仕上がりを目指すために髪をゴムやクリップでまとめてブロッキングしておくと、髪の根元や内側にまでしっかりと染料を塗布できます。

おすすめのセルフ白髪染め

最後に、おすすめのセルフ白髪染めを3つ紹介します。

  • しっかり白髪を染められる
  • 初心者でも染めやすい方法

この2つを軸に現役美容師が厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。

木木と(もくもくと)

木木と 画像
ヘナを使用した独自のハーブ処方で、染まりにくい白髪でもしっかりと染まるヘナカラーです。
色素成分ローソニアの洗浄効果とトリートメント効果により、髪と頭皮のダメージを軽減しながら艶とハリ・コシを与えます。
コラーゲン配合で、ヘナ使用後特有のきしみ感がないのも特徴です。
ヘナカラーの中ではカラーバリエーション豊富な商品なので、自分に合ったものを選べるでしょう。

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サイオス カラートリートメント

サイオス カラートリートメント 画像
独自のカラー処方で髪全体でも一部分でもキレイに染まる、チューブタイプの白髪染めです。
髪になじませて5~10分程度放置した後、洗い流すだけで白髪が染まる手軽さで人気を集めています。
使いたい時に使いたい分だけ使用でき、残りは取っておけるので、コスパにも優れた商品です。

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シエロ デザイニングカラー

シエロ デザイニングカラー 画像
質感カラー処方で白髪と黒髪がキレイに染まってなじみます。
今回紹介する記事の中では最もカラーバリエーションが豊富であり、ピンク系からアッシュ系までさまざまなカラーの中から好きな仕上がりを選択できるのも魅力です。
また、毛髪保護成分である植物オイルも含まれており、艶のある髪を維持してくれます。

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まとめ

今回は、白髪染めの特徴を踏まえた上で、選び方やセルフでの白髪染めの注意点について解説しました。
セルフ白髪染めは不安だと思う方も多いかもしれませんが、メリットもたくさんあるので、今回の記事を参考にしてぜひチャレンジしてみてください。

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